舞台芸術を見る

平成28年
1月30日(土) 19:00
1月31日(日) 12:00／16:00
※受付開始は開演の40分前。開場は開演の20分前。

【出演者交代のお知らせ】
30日19時の回は、事情により、出演予定の岩谷野乃子に代わりまして、橋爪未萠里（劇団赤鬼）が出演いたします。ご了承ください。

「花里町」はかつて縫製の町として栄えていたが、既製服の海外生産化によってすっかり廃れてしまい、稼働しているのは昔から残っている数軒の工場のみである。そこで働く人々が集まる組合ビルの喫茶スペース。得意先から取引停止を言い渡されたり、後継者として期待していた若者が町を出ていこうとしたり、会社を存続させるため不本意な仕事に日々追われたり･･･今日も集まっているのは、それぞれの悩みを抱えた人たち。そんな中、これまで町おこしとして毎年行われてきた「花里繊維ショー」の助成金が撤廃されると議会で決定された。工場と自分たちの存在意義を確認するため、人々は新しい婦人服ブランドを立ち上げる決意をするが･･･。

リアルで緻密な劇づくりに定評のある演出家・上田一軒（スクエア）と先般、第22回OMS戯曲賞大賞を受賞した劇作家・高橋恵（虚空旅団）がタッグを組んでお送りする新作公演！　個性あふれる演劇ラボラトリーの受講生13名とともに、縫製の町で巻き起こる悲喜こもごもを描き出します。

チケット／
前売1,800円、当日2,000円

【日時指定自由席】

主催／公益財団法人伊丹市文化振興財団、伊丹市
平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業