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「break a leg (ブレイク ア レグ)」とは、これからパフォーマンスを始める人に向かって「成功を祈る」という意味で用いられるフレーズ。本企画では、アイホールで上演機会のなかった若手表現者に会場を提供し、次代を担う才能の発掘・育成を目指します。新風を吹き込んでくれる表現者たちの競演にご期待ください。

共催公演 演劇

平成29年度次世代応援企画break a leg


若手を支援し、アイホール初登場の機会を目指していただく「break a leg」。
本年も強力な三団体が並びます。

アマヤドリは東京を拠点とするユニット。「秩序立てられたカオス」と自ら称するように、昨今のポストドラマな構造とは一線を画するスピード感とリズム感。熱い新しさがある舞台。
無名劇団は中條岳青さんの新作で登場。文学性の高い作品で反響を呼んでいます。関西若手劇団の雄とも云える劇団ですが、今回の作品でブレイクスルーなるか。
劇団あおきりみかんは、名古屋では定着した人気を誇る団体。鹿目由紀さんの戯曲と集団を動かす演出には定評があります。
東名阪、大都市圏3つの劇団が伊丹に集結。乞うご期待です。

アイホールディレクター 岩崎正裕

◆平成29年度参加団体

▲アマヤドリ / ▲無名劇団 / ▲劇団あおきりみかん 

アマヤドリ『非常の階段』

アマヤドリ『非常の階段』

振り込め詐欺結社の一人が何者かにさらわれた。一党は身を隠すため、とある一家と共同生活を送ることになるが・・・。
従来の「家族」がゆるやかに崩壊していく様と、他人同士が擬似的な“家族”をつくっていこうとする姿から、現代日本が抱える諸問題を描く話題作、再演。

作・演出/広田淳一

5月26日(金)19:30
5月27日(土)15:00
5月28日(日)15:00

★チケット発売中!
公演詳細

アマヤドリ[東京]
2001年に「ひょっとこ乱舞」として結成。12年に「アマヤドリ」へと改称。広田淳一によるオリジナル戯曲を中心に、現代口語から散文詩まで扱う「変幻自在の劇言語」と、クラッピングや群舞など音楽・ダンス的な要素も節操なく取り入れた「自由自在の身体性」を両輪として活動。リズムとスピード、論理と情熱、悪意とアイロニー、とか、そういったものを縦横に駆使して、「秩序立てられたカオス」としての舞台表現を追求している。
http://www.amayadori.co.jp/

無名劇団 機械

無名劇団 第26回公演『無名稿 侵入者』

日本の近代文学を独自の解釈で再構築する「無名稿」シリーズ、最新作。
更地にぽつりと建った一軒屋。その家主である「私」の下に、見知らぬ人物が次から次へとやってきて・・・。自身の戦争体験を色濃く反映させた小説家・梅崎春生の短編を翻案した、現代社会を切り取る不条理劇。

作/中條岳青
演出/島原夏海

6月10日(土)14:00/19:00
6月11日(日)11:00/15:00

★5月12日(金)チケット発売!

無名劇団(むめいげきだん)[大阪]
2002年に結成するも途中5年間の休団を経て、14年に新たに女だらけの若手劇団として再始動。女性のリアルな日常から文学翻案作品に至るまで、あらゆるモチーフを女性演出家ならではの視点で、情熱的かつ幻想的に上演している。陶芸・書画・華道といった他芸術とのコラボレーションにも積極的に取り組む。15年に應典院舞台芸術祭space×drama2015優秀劇団を、16年にウイングカップ6優秀賞を受賞。
http://mumeigekidan.net/

劇団あおきりみかん 2016年夏公演『僕の居場所』舞台写真(撮影 佐々大助)

劇団あおきりみかん 其の参拾七『つぐない』

東海屈指の人気を誇る実力派劇団が、満を持して挑む関西公演。
罪の意識を持たず、人のものを惜しみなく奪ってきた“わたし”は、ある日「悪いと思わなくても、つぐないをしろ」と言われ・・・。人の残酷な心理や切ない業を、笑いとユーモアで描く喜劇。

作・演出/鹿目由紀

6月24日(土)18:00
6月25日(日)11:00/15:00

★5月14日(日)チケット発売!

劇団あおきりみかん[名古屋]
1998年、南山大学演劇部OB・OGを中心に旗揚げ。人のココロを溜めて空中に浮かぶ劇場や、お客さんのニーズに合わせて裁判をする「擬似裁判所」など、一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、「会話」と「関係」のズレを中心とした喜劇を上演。名古屋小劇場界で最大の動員数を誇る。2011年、名古屋市芸術奨励賞受賞。作・演出の鹿目由紀は、第16回日本劇作家協会新人戯曲賞や若手演出家コンクール優秀賞など多数受賞。
http://www.aokirimikan.net


◆広田淳一(アマヤドリ)×島原夏海(無名劇団)×鹿目由紀(劇団あおきりみかん)インタビュー、近日公開予定!

 


◆平成30年度「次世代応援企画break a leg」参加団体募集!!

アイホールで上演経験のない若手カンパニーを対象に参加団体を全国的に募集します。東西問わず、たくさんのご応募をお待ちしております。

■応募資格
①演劇・ダンス分野において、オリジナル作品の上演を継続的に実施している、自ら若手と任じている劇
 団/カンパニーであること(公演歴のないプロデュース公演、企画公演は不可)。
②舞台技術及び制作スタッフ、設営・撤去・受付など公演に必要な人員、及び舞台装置や衣裳・道
 具などを自ら用意できること。
③実施期間のスケジュールで上演できること。
④過去にアイホールでの上演経験がある団体は、選考対象外となります。

■参加条件
①公演数は劇場と協議の上、決定する(1作品3ステージ以上の公演が望ましい)。新作・旧作・再演は問い
 ません。
②劇場と調整した上で入場料を設定し、全額、劇団/カンパニーの収入とします。
③公演製作にかかる費用並びに劇場管理人件費に関しては、劇団/カンパニーに負担いただきます。
④ 劇場は、会場(イベントホール)とその付属設備の提供(使用料全額免除)、並びに共通チラシの制作・配布、
 その他チケット販売協力・広報宣伝協力を行います。

■参加団体数
2団体程度

■提供資料
①参加申込書/指定の申込書をダウンロードしてください。 → 【PDF版】 / 【EXCEL版】

②公演企画書+演出プラン/A4サイズ、形式は自由。
③団体概要/A4サイズ、形式は自由。
④映像資料/DVD(必ずファイナライズをして他の機器で再生できることを確認してください)。上演予定
 作品の映像記録がある場合は当該DVDを、無い場合は団体の特色がわかる直近の映像資料(ただしプロ
 モーションビデオは不可。必ず舞台上演の記録物であること)。
⑤補足資料/過去の公演チラシ、舞台写真、上演予定台本(A4、表紙にタイトル・劇団名・作家名を記載)
 など。ただし、上演予定作品以外の戯曲は提出不要。

■実施期間・会場
次のいずれかの日程で実施可能なこと。仕込・リハーサル・本番をあわせて4日間を基本とします。
①2018年(平成30年) 5月24日(木)~27日(日)
②2018年(平成30年) 6月7日(木)~10日(日)
③2018年(平成30年) 6月21日(木)~24日(日)

■応募期間
2017年7月12日(水)~8月13日(日)  22:00必着
※応募書類提出後にヒアリングをさせていただく場合がございます。その際は、こちらからご連絡をいたし
 ますので、本事業担当者と調整のうえ、来館願います。

■選考方法
選定会議で協議の上、アイホールディレクター(岩崎正裕)が決定する。
選考委員/岩崎正裕(アイホールディレクター)、泉寛介(baghdad café 劇作家・演出家)

 break a legに参加して数年が経ちます。まさか自分が選考する側に回ると思いませんでした。この企画は関西外の演劇やダンスを観ることができる嬉しい企画です。関西でやっている僕としては「がんばろうぜ関西」って思いもありますが。
今までとは少し違う選考基準で、僕なりに公正に選ぼうと思っています。あの劇団がまさかアイホールでやるだと?! みたいな空気になればいいなと思っています。

泉寛介(baghdad café 劇作家・演出家)

■発表
2017年9月下旬(予定)
当ウェブサイトにて参加団体を発表。

■留意事項
提出資料は返却いたしません。コピーしたものをご提出ください。

■応募先・お問い合わせ
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
伊丹市立演劇ホール「次世代応援企画break a leg」係
TEL: 072-782-2000 メール: info@aihall.com
【火曜日休館】


会場・お問い合わせ
AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
TEL: 072-782-2000 FAX: 072-782-8880
E-Mail: info@aihall.com Twitter: @ai_hall

文化庁ロゴH29平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画製作:伊丹市立演劇ホール