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平成30年度 次世代応援企画break a leg 参加団体の選考結果について

  2017/10/07

■「平成30年度 次世代応援企画break a leg」参加団体の選考結果について
 
 参加団体を募集しておりました「平成30年度 次世代応援企画break a leg」につきまして、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
 選考の結果、次の団体がアイホールに登場いただくことになりました。
 
■選出団体名【活動拠点】※五十音順
うんなま【大阪】
少女都市【兵庫/東京】
 
上演日時等の詳細が決まりましたら、改めてご案内いたします。
今後も、「break a leg」にご注目ください。
 
アイホール

■選出理由
選考委員/
岩崎正裕(アイホール・ディレクター)
泉寛介(baghdad café)
 
《うんなま》
一見表層的かと思える場面の連続は、現代社会への鋭い批評的視点に裏打ちされていると感じた。それを支えているのは確かな対話の運びであるだろう。「うんなま」の創る世界は、近現代劇の系譜に連なり、その進化系としての可能性が期待される。このような試みが関西にあることを喜びたい。今回のbreak a legへのエントリーでは新作を上演するとの趣旨であった。これまで小空間での上演が多かった集団がアイホールを跳躍台として、より確固たる方法論を手に入れることを期待したい。
岩崎 正裕
 
物語以外の手段、言動・構成・批評性・猥雑さでもって同時代、同世代を捉えようとする手つきが独特ながら、興味を観客へ提供できる形で成立している表現手法を高く評価しました。また本企画における公演意図(企画書段階)にも、現代演劇としての意義と、今、AI・HALLにて行う意義を感じました。純粋に見てみたいと思える企画でした。この独特な手法が成熟に向かう手助けとして、今回の次世代応援企画は効果的であると判断しました。
泉 寛介
 
《少女都市》
若い集団ではあるが、場面の運びや登場人物の設定、台詞に至るまでよく計算されている。舞台の成立度において、頭ひとつ抜きん出ていると感じた。おそらく作者の実際に見たこと、感じたことが基盤となって劇世界が構成されている。しかしそこには客観が存在し、観念に埋没していかないリアルに力量を感じさせられた。努力では得られない瑞々しい感受性が確かで豊かだ。このような感性が、演劇という煩わしく厄介なジャンルの高みに挑むことを後押ししたい。
岩崎正裕

自分語りをする演劇や表現はよく見ますが、彼女のそれは無自覚な部分がありつつも、決定的に確信犯であるように感じました。狂っている姿を冷静にサービスとして提供している、という潜在的な意識が、特に脚本から感じられ、その技術や発想を高く評価しました。旗揚げ公演から東京大阪2都市公演を行うなど行動力を伴った野心にも好感を持ち、次世代応援企画と言うレギュレーションの上で、潜在能力を高く感じるこの団体を推すべきだと考えました。
泉 寛介