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「平成31年度 次世代応援企画break a leg」参加団体 選考結果のお知らせ

  2018/08/31

お知らせ 共催公演

「平成31年度 次世代応援企画break a leg」参加団体 選考結果について

 

参加団体を募集しておりました「平成31年度 次世代応援企画break a leg」につきまして、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。 選考の結果、次の団体がアイホールに登場いただくことになりました。

 

■選出団体名【活動拠点】

立ツ鳥会議【東京/大阪】 平成31年6月6日(木)~9日(日)
ばぶれるりぐる【大阪】 平成31年6月13日(木)~16日(日)

 

※掲載日程は、劇場使用期間になります。公演日程など詳細が決まりましたら、改めてご案内いたします。今後も、「次世代応援企画break a leg」にご注目ください。


■選出理由

選考委員/
岩崎正裕(アイホールディレクター)
泉寛介(baghdad café)

 

《立ツ鳥会議》

 作者・植松厚太郎さんの戯曲における構成力は半端ない。特に、応募資料として送られた『午前3時59分』には舌を巻いた。現代人の群像として読めるが、中心となる女性の描き方が切なく、リアリティに充ちている。再演が望まれるが、今回は新作を持って登場したいとのことである。その意気や良し。留まらず、前へと進む集団にこそご登場願いたいのが、本企画の主旨である。立ツ鳥会議の新作に期待したい。

岩崎 正裕

 作品コンセプトが会話と関係性だけでなく劇構造で示されており、それが伝わりやすい形で提示されている点、物語の諸要素を演劇的手法も用いつつ、巧みに回収し形作られている点、また、普遍的な会話の枠からはみ出さず、無理がないバランスで面白みのある会話がなされて、成果を上げている点など、主に戯曲を書く力が抜群であったため、推しました。団体固有の技法の萌芽が感じられ、アイホールにて技法の洗練が期待できるため選出しました。

泉 寛介

 

《ばぶれるりぐる》

 これほどまでに、一場を固定して人物の登退場による情報提示によって、物語を紡ぐ力を持つ作家がいたとは。作者の竹田モモコさんは役者として経験を積んでおられるが、作家としては新人であろう。その登場を喜びたい。地域語で運ばれる『ほたえる人ら』は、笑えるが確かな希望を観客に手渡してくれる。物語のインプットとアウトプットが絶妙のバランスで描かれる。アイホールの空間を使って、どのような再演になるか楽しみである。

岩崎 正裕

 方言の面白みを活用した人情コメディというライトなパッケージでありながら、その方言が物語の核の部分と構造的に結びつき、コメディで語りにくいテーマまで巧みに誘っていく豪腕を高く評価しました。
 演出・戯曲等、細かな粗もないとはいえないですが、俳優が初戯曲でここまで冷静な視線と確かな筆力を見せたという事実に驚き、この団体をもっと多くの人に見てもらいたいと純粋に思いました。この思いは本企画の主旨と確かに合致すると判断しました。

泉 寛介