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シリーズ「地域とともに考える」レクチャー&ワークショップ

『老いと演劇ーOiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)ー』
令和2年10月31日(土)

令和2年
10月31日(土)14:00~16:00

※受付開始・開場/開始の30分前より。


地域で抱える諸問題を、演劇やダンスといった文化芸術によって新たな考え方の糸口を見いだす “シリーズ「地域とともに考える」”

第1弾は、「老い」「ぼけ」「死」を芸術文化の価値観で捉え直し、介護が本来持っていた「創造性」を取り戻す『老いと演劇-OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)-』の活動をレクチャーとワークショップで紹介します。

 


会場/アイホール イベントホール

対象/介護・福祉施設職員、介護に携わっている方、高齢者福祉に興味のある方

定員/30名程度(先着順)

持ち物/筆記用具、動きやすい服装、マスク

参加費/500円(当日支払い)


ー新型コロナウイルス感染症対策についてー

※来館時に検温を実施します。当日、発熱、咽頭痛などの症状がある場合はご参加いただけません。
※館内に手指消毒を設置し、ご来館とお帰りの際に手指消毒をお願いします。
※講義中はマスクの着用をお願いします。
※ホール内は常に換気を行います。
※緊急事態に備えて、氏名・ご連絡先のお伺い、または「兵庫県新型コロナウイルス追跡システム」の利用をお願いします。

みなさまのご協力よろしくお願いします。


協力/社会福祉法人伊丹市社会福祉協議会
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
撮影/松原豊
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

「地域とつくる舞台」シリーズ
いたみ・まちなか劇場『味わう舞台 Vol.3』

令和2年10月2日(金)~11月25日(水)

伊丹の飲食店を会場に、
美味しい料理とお芝居・ダンスをセットで、
お得に楽しめる!


10月2日(金) イタリアンレストラン アントン
髙安美帆
『イタミ・ノート』
開始時間 ①12:00
     19:00 
詳しくはこちら


10月21日(水)カフェダイニング メロウ 伊丹
北村成美
しげやんと行こう!!
『こころおどるテーブルひとつの宇宙の旅2020』

開始時間 ①12:00
     ②19:00
詳しくはこちら


11月13日(金) 旨し酒 風丹
林英世
『遠くからの声』
開始時間 ①12:00

     ②19:00
詳しくはこちら


11月25日(水) 十割そばと酒肴 しおさき
蟷螂襲、丹下真寿美
『三の酉』
開始時間 ①12:00
     ②19:00

詳しくはこちら


チケット

前売のみ:3,000円
お食事と公演料込み、ドリンク代別)
※予約チケットの当日精算はできません。事前にご購入ください。
※当日の受付開始・開場は20分前からです。開始時間までに会場へお越しください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。


「味わう舞台」の楽しみ方

👉チケットは事前にご購入ください。

👉当日はお店でチケットを提示、受付を済ませたら、席にお座りください。(開始の20分前から受付。先着順)
※相席になる場合がございます。
※公演鑑賞の際に、席を移動していただく場合がございます。

👉開始時間になりましたら、まずお店の素敵な料理をお楽しみください。

👉その後、芝居やダンスなどの公演をお楽しみください(30分~45分)。


新型コロナウイルス感染症に関しての取組について
―― 安全にご観劇いただくために ――

・入店前の検温を実施します。当日、発熱・咽頭痛などの症状がある場合はご入場いただけない場合がございます。
・消毒液を用意していますので、入店前は、手指の消毒をお願いいたします。
・上演時は、マスクを着用してご観劇ください。
・お食事中、店内の換気を行います。
・できるだけお食事中の会話は慎んでいただきますようご協力お願いいたします。
・終演後は、すみやかにご退店ください。



作/ごまのはえ+大道みなみ 演出/ごまのはえ 出演/髙安美帆

『イタミ・ノート』

昭和30年代、昆陽池の近くに建った「D商店」。
娘であり妻であり母であった女性の語りを通じて、戦争の傷跡が生々しい頃から、ようやく豊かな時代を迎える様子を描きます。
時代と共に移ろう伊丹の風景と生活を、昔の伊丹をとらえた写真と共にお楽しみください。

会場:イタリアンレストラン アントン

アントン内装

ホテルのレストランなどで修行した店主が腕を振るう、創業37年目の老舗イタリアンレストラン。兵庫県産の鹿肉を使ったステーキやカツレツなどの本格的なジビエ料理が名物。アットホームな雰囲気の店内でごゆっくりお過ごしください。

アントン料理1 アントン料理2

アントン外観

兵庫県伊丹市西台3丁目1‐12
TEL 072-770-2923
営業時間/[ランチタイム]11:30~15:00、
[ディナータイム]17:00~22:00※L.O.21:00
定休日/水曜日
HP https://www.i-anton.com/



振付・演出・出演/北村成美

しげやんと行こう!!
『こころおどるテーブルひとつの宇宙の旅2020』

季節の光と風を感じながら食事を楽しみグラスを酌み交わすテーブルから、くるくると繰り広げられるダンスの時間。
心の旅は日常の空間を飛び出してどこまで羽ばたくことでしょう!?

会場:カフェダイニング メロウ 伊丹

メロウ内装

光を取り込んだ明るいムードが特徴的なカフェ・ダイニング。
手軽に食べられるワンプレートランチや、グループで楽しめる大皿の肉料理などバラエティ豊かな幅広いメニューでお楽しみください。

メロウ料理1 メロウ料理2

メロウ外観

兵庫県伊丹市伊丹2-3-20 和音103号
TEL 072-777-5200
営業時間/[ランチタイム]11:00~15:00(L.O.14:30)、
[ディナータイム]17:00~24:00(料理L.O.23:00 ドリンクL.O.23:30)
定休日/月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜日)
HP https://cafediningmellow.owst.jp/



作/松本清張 演出・出演/林英世

『遠くからの声』

姉とその婚約者のデートの口実に駆り出される妹。無遠慮に楽しむ様子に姉の心はざわつく。が、新婚家庭には一切顔を見せなくなり、そして・・・。社会派推理小説の第一人者、松本清張が女性心理を描く異色の短編。

会場:旨し酒 風丹

風丹内装

中華料理を基調とした家庭的料理が自慢のお店。旬の食材を使った創作料理も楽しめます。中国茶やお酒などドリンクも多く品揃え。お洒落で温もりある空間で、楽しいひとときを提供いたします。

風丹料理1 風丹料理2

風丹外観

兵庫県伊丹市西台4-1-1
TEL 072-778-1283
営業時間/17:00~25:00(料理L.O.翌0:00 ドリンクL.O.翌0:00)
定休日/火曜日
HP https://footang.owst.jp/



作/久保田万太郎 出演/蟷螂襲、丹下真寿美

『三の酉』

なじみの吉原生まれの芸者「おさわ」から、見知らぬ男と酉(とり)の市へ行ったと聞かされた「ぼく」は心中穏やかではない。あの手この手で彼女から本当のいきさつを知ったぼくは、来年の酉の市へはふたりで行こうと約束するのだが・・・。
読売文学賞受賞(1957年)の珠玉の短編小説をリーディング形式で上演。

会場:十割そばと酒肴 しおさき

十割そばを使った香り高いおそばのメニューが人気のお店。天ぷらや地酒に合うつまみ類も豊富に取り揃えています。和とモダンな雰囲気が合わさった、居心地の良い店内でお酒と料理を心ゆくまで味わってください。

 

しおさき外観

兵庫県伊丹市中央5-4-35
TEL 072-778-4032
営業時間/[ランチタイム]11:30~14:30(L.O.14:00)、
[ディナータイム]18:00~22:00(料理L.O.21:00)おそばが無くなり次第終了。
定休日/火曜日、第1・第3水曜日
Facebook @sobashiosaki
instagram @soba_shiosaki


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
協力/伊丹商店連合会、伊丹郷町商業会
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

シリーズ「地域とともに考える」レクチャー&ワークショップ

『老人ホームで生まれた「とつとつダンス」』
令和2年12月13日(日)

令和2年
12月13日(日) 14:00~16:00
※受付開始・開場/開始の30分前より。


地域で抱える諸問題を、演劇やダンスといった文化芸術によって新たな考え方の糸口を見いだす “シリーズ「地域とともに考える」”

第2弾は、障がいを持つ方や認知症の方の心の声を拾い上げ、ダンスを通じてコミュニケーションをとる『とつとつダンス』の活動をレクチャーとワークショップで紹介します。

 


会場/アイホール カルチャールームA(2階)

対象/介護・福祉施設職員、介護に携わっている方、高齢者福祉に興味のある方

定員/20名程度(先着順)

持ち物/筆記用具、動きやすい服装、マスク

参加費/500円(当日支払い)


ー新型コロナウイルス感染症対策についてー

※来館時に検温を実施します。当日、発熱、咽頭痛などの症状がある場合はご参加いただけません。
※館内に手指消毒を設置し、ご来館とお帰りの際に手指消毒をお願いします。
※講義中はマスクの着用をお願いします。
※室内は常に換気を行います。
※緊急事態に備えて、氏名・ご連絡先のお伺い、または「兵庫県新型コロナウイルス追跡システム」の利用をお願いします。

みなさまのご協力よろしくお願いします。


協力/社会福祉法人伊丹市社会福祉協議会
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

現代演劇レトロスペクティヴ
MODE『魚の祭』

令和2年12月18日(金)~20日(日)

令和2年
12月18日(金)19:00
12月19日(土)13:00/18:00★
12月20日(日)13:00★〈追加〉
※受付開始は開演の60分前。開場は開演の30分前。
★12月19日(土)18:00の回および20日(日)13:00の回 終演後、シアタートークを開催します。
ゲスト|柳美里


柳美里の才能を知らしめた代表作、再び。

今年度で11回目の開催となる「現代演劇レトロスペクティヴ」。第一弾は、MODEが柳美里の代表作『魚の祭』を上演します。
弟の葬儀に集まった今は別々に暮らす家族。弟の不可解な死に戸惑いながら、思わぬ再会にぎくしゃくと「家族」を演じ始める。蝉の声とブルースが響く中、いびつな家族の過去が浮かびあがる・・・。
1992年にMODE×青春五月党で初演。翌年、柳美里が第37回岸田國士戯曲賞を史上最年少の24歳で受賞し、その才能を知らしめた本作を、初演を手がけた松本修が、関西で活動する俳優たちと新たに立ち上げます。


■チケット/

一般/前売3,500円 当日4,000円
65歳以上/前売3,000円 当日3,500円
25歳以下/前売2,000円 当日2,500円
【日時指定・整理番号付・自由席】
※65歳以上・25歳以下は当日年齢が確認出来るものをご提示ください。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。


■あらすじ

海辺の断崖で記念写真を撮る家族。あれから16年。父と母は別居し、二男二女の子どもたちも別々に暮らしていた。ある日、ビルから転落死した次男の葬式のため、12年ぶりに集まることになった家族は、彼の部屋でバラバラに引き裂かれた16年前の家族写真と日記を見つける。日記には家族の現実と彼の屈折した感情が綴られていた。次女は、彼の死は自殺だったのではないかと漏らす。
告別式の日。赤ん坊を抱いた若い女が弔問に訪れる。長女に手渡された封書には日記の最後のページが入っており、家族の殺人計画が記されていた…。

初演より 撮影:宮内勝

■演出より

1992年の初演だから28年前。柳美里とは、その1年ほど前から、お互いの舞台を観て話をしたりしていた。彼女は23歳! 私は30代の半ば。どんな芝居を書いてほしいとか言ったのだろうか。たぶん、書きたいものを書いて、と言ったのだと思う。ある意味強烈な、ある意味時代錯誤的な戯曲が送られてきた。
私は戸惑っただろうか?  MODEのメンバーはどう読んだのだろうか?  記憶は定かではない。ただ、直前に上野は不忍池の特設テントで観た新宿梁山泊『向日葵の棺』(作:柳美里、演出:金盾進)とは、ずいぶん違った舞台になるだろうと思った。「在日」の家族の物語を、トリュフォーだのルイ・マルだの、チェーホフだのベケットだのと言っている「日本人」の新進演出家? がどのように舞台化するのか、そんな話題の作られ方をされた記憶がある。今の私は、今の役者たちは、いったいどのようにこの戯曲を読むのだろうか? 楽しみである。

松本修

■プロフィール

柳美里(ゆう・みり)
劇作家・小説家。1968年、茨城県生まれ。高校中退後、ミュージカル劇団「東京キッドブラザース」に入団。その後、87年に「青春五月党」を結成。93年に『魚の祭』で第37回岸田國士戯曲賞を史上最年少の24歳で受賞。96年『フルハウス』で第18回野間文芸新人賞と第24回泉鏡花文学賞を受賞。97年『家族シネマ』で第116回芥川龍之介賞を受賞。現在、福島県南相馬市に在住し、ブックカフェ「フルハウス」を開店。2018年には、96年以降活動を休止していた「青春五月党」復活公演を行い、南相馬を拠点として劇団活動を再開した。

松本修(まつもと・おさむ)
演出家。1955年、札幌市生まれ。文学座の俳優を経て、89年に演劇集団「MODE」を設立。以降、演出に専念。チェーホフ、ベケット、ワイルダー等の海外戯曲を独自の視点で再読、再構成するほか、別役実、唐十郎、竹内銃一郎などの現代日本戯曲の再読・新演出も多数。また、柳美里、松田正隆、平田オリザ、宮沢章夫などの同時代劇作家の書き下ろし作品の演出も手がける。2000年代はカフカの小説を多数舞台化した。『アメリカ』『城』『審判』等で読売演劇賞優秀演出家賞、毎日芸術賞千田是也賞を受賞。『変身』『失踪者』『審判』で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。現在、近畿大学文芸学部教授。

MODE(もーど)
1989年、文学座の俳優だった松本修を中心に結成。作品ごとに俳優・スタッフを集めるプロデュース方式で公演を実施し、役者の創意と工夫を取り入れたユニークな芝居づくりで評判を集める。2003年から開始した「現代戯曲再発見シリーズ」のほか、松本修が1997~2001年に世田谷パブリックシアターでアソシエイトディレクターを務めたことで、その独自のワークショップを用いた創作方法はより深化していった。創立以来「MODEはオトナに観てもらいたい。MODEはコドモには観てもらいたくない」というキャッチ・コピーを使用。1995年に『わたしが子どもだったころ』で第50回文化庁芸術祭優秀賞・第3回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。2016年に活動休止を発表以来、今回が約4年ぶりの劇団としての公演となる。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

伊丹想流劇塾第4期生公演『禍福あざなう』

令和2年12月26日(土)~27日(日)

-0令和2年
12月26日(土)Aプロ15:00/Bプロ18:00
12月27日(日)Aプロ11:30/Bプロ14:30
※受付は開演の40分前。開場は開演の30分前


劇作家養成のための戯曲講座『伊丹想流劇塾』。
一年間筆力を磨いてきた塾生たちが、関西で活躍する俳優陣・演出家とタッグを組み、短編戯曲の連続上演に挑みます。劇作家の卵たちが生み出した、趣向を凝らした作品の数々にぜひご期待ください!

 

師走に入ると、その年の世相を表す「今年の漢字」が京都の清水寺で書かれる。今年、2020年は「禍」ではないかと勝手に予想してみる。この一文字が、新聞やSNSを通じてこれほど多く使われた年もないだろう。演劇が今を映す鏡ならばと「禍」の文字をタイトルに盛り込んでみる。それだけでは気詰まりなので「福」と並べてみた。禍福は糾える縄の如し。これを戯曲の構造とするのだ。12名の塾生の想像力は留まることなく、しなやかに膨らんで行く。それを希望というのだろう。

岩崎正裕


チケット/
前売
 1,500円(当日2,000円)
1日通し券 2,500円(前売のみ)
【日時指定・全席自由】
※1日通し券はAプロ・Bプロの両方をご観劇いただけます。
※1日通し券は、アイホール窓口・電話予約のみ。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

         ★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれない場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

令和2年度 現代演劇レトロスペクティヴ

令和2年度 現代演劇レトロスペクティヴ 開催!

MODE『魚の祭』
作/柳美里 演出/松本修
2020年12月18日(金)~20日(日)

小原延之+T-works共同プロデュース
『丈夫な教室-彼女はいかにしてハサミ男からランドセルを奪い返すことができるか-
作・演出/小原延之
2021年1月14日(木)~17(日)


■ディレクターズ・ノート

従来通りとはいかないが、少しずつ劇場での上演が再開されている。楽観的な予測は出来ないが、本年度の「現代演劇レトロスペクティヴ」を開催すべく、アイホールは始動に入った。今回も2団体の上演が予定されている。
柳美里さんの『魚の祭』は、1990年代の現代演劇の流れを決定づけた作品と云って差し支えないと思う。当時、SNSなどを通じての情報発信などない時代、この作品を絶賛する劇評が多数の演劇誌に溢れた。壊れた家族の微かな再生のドラマとして読めるが、一筋縄ではいかない。訥々とした台詞の背景に滲む愛憎が、観る者(読む者)をぐいぐい引き込んでいく仕掛けだ。今回は当時評判となった舞台と同じ、松本修さんが演出を手掛ける。関西の俳優を中心とした新たな座組での上演は、演劇界に一石を投じるだろう。
小原延之さんの『丈夫な教室』は、2004年「劇団そとばこまち」により初演された作品。池田小児童殺傷事件に題材をとった。それまでの同劇団は多数の人気役者を輩出し、エンタメ色の強い作風で動員を伸ばしていた。そこへ圧倒的に濃密な対話劇が提出されたのである。関西演劇界に激震が走った。小原さんはこの後、団体を離れ、個人として作・演出を手掛けていくことになるが、その端緒となったのが本作である。こちらも新たな俳優陣を迎えての上演となる。当時と比較しても、いささかも色褪せることのない劇世界が展開されるのだろう。
かつて同時代に向けて書かれた戯曲は文化資産の意味を持つ。劇場の灯を次代につなぐために、2作品の上演は重要である。

ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

アイホール・ディレクター 岩崎正裕

「現代演劇レトロスペクティヴ」
1960年代以降の、時代を画した現代演劇作品を、関西を中心に活躍する演劇人によって上演、再検証する企画。


■演出家対談

松本修(MODE)×小原延之
進行:岩崎正裕(アイホール・ディレクター)

coming soon!


■ラインナップ

MODE『魚の祭』

作/柳美里 演出/松本修

初演1992年/MODE×青春五月党
※第37回岸田國士戯曲賞受賞作

弟の葬儀に集まった今は別々に暮らす家族たち。弟の不可解な死に戸惑いながら、思わぬ再会にぎくしゃくと「家族」を演じ始める。蝉の声とブルースが響く中、いびつな家族の過去が浮かび上がってくる……。岸田國士戯曲賞を史上最年少の 24 歳で受賞、その才能を知らしめた柳美里の代表作を、初演を手がけた松本修が再び立ち上げる。

2020年
12月18日(金)19:00
12月19日(土)13:00/18:00★
12月20日(日)13:00
★終演後シアタートークを開催/ゲスト:柳美里

チケット発売/2020年10月17日(土)

公演詳細


小原延之+T-works共同プロデュース

『丈夫な教室ー彼女はいかにしてハサミ男からランドセルを奪い返すことができるかー

作・演出/小原延之

初演:2004年/劇団そとばこまち

2001年に起きた「附属池田小事件」をモチーフに、事件の記憶と傷跡に苦しめられながらも、前向きに生きることを懸命に模索する同級生たちの姿を描く。アイホールの初演からわずか9か月で異例の再演となり、第12回OMS戯曲賞最終候補にも選出された話題作。

2021年
1月14日(木)19:00
1月15日(金)19:00
1月16日(土)14:00/18:00★
1月17日(日)12:00/16:00
★終演後シアタートークを開催/ゲスト:武田浩治(元シアターBRAVA!支配人)

チケット発売/2020年11月22日(日)

公演詳細

 


会場・お問い合せ
アイホール
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
TEL: 072-782-2000 FAX: 072-782-8880
E-Mail: info@aihall.com Twitter: @ai_hall
※9:00~22:00/火曜休館

主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会

「みんなの劇場」こどもプログラム
『かむじゆうのぼうけん~うみのしゃぼんだま~』

令和3年2月13日(土)・14日(日)

令和3年
2月13日(土)11:00~15:00
2月14日(日)11:00~15:00
※受付・開場 10:30より
※お昼ごはんタイムあり。
※おすすめ年齢:4~10歳
(あくまで目安です。ぜひご兄弟でご参加ください)

【アイホールでご購入された方】
1月13日、兵庫県に緊急事態宣言が発出されましたが、『かむじゆうのぼうけん』は、兵庫県及び伊丹市が示すイベント基準(収容人数50%・20時までに終了)を満たしておりますので、予定通り実施いたします。

ただし、希望者はチケットの払戻を行います。
2021年2月15日(月)までに、アイホール(072-782-2000)にお電話でご連絡ください。払戻方法をご案内いたします。
(受付期間:火曜休館を除く、9時~20時まで)
※チケットの紛失、上記の受付期間を過ぎた場合は、払戻が出来ませんので、ご了承ください。


ぼく、かむじゆう。
さばくで、しっぽとふたりぼっちでくらしているんだ。
あれ? とおくのほうから、へんてこな音が聞こえてくる。この音は、なんだろう?
なんだか、ゾクゾクしてくるよ。

おはなしの世界へ ピクニックにでかけよう

劇場には、明かりや音、舞台セットや俳優さんなど、面白いものがいっぱい! そこに、こどもたちの想像 / 創造力をプラスして、お話の世界でたっぷり遊びましょう♪
お芝居の鑑賞と工作やダンスなど、目も手も体も動かします。
プログラムは、こどもたちの発見や自由な発想を大切にしながら進みます。
シリーズ3作目は、深海魚のおはなしです。みんなで、海の底に冒険に出かけよう。
※本公演は、アイホール「イベントホール利用案内」に基づき開催します。こどもから大人まで、一緒に過ごせるように、みなさまのご理解とご協力お願いいたします。


あらすじ

かむじゆうとつくる君は、ヘンテコな音を見つけに、ぼうけんに出ました。ヘンテコな音をたどっていくと、海につながっていて、海中でも息ができるアイテムを作って勇気を出して海に飛び込みました。音をたよりに海の底へと進んでいくと、岩影に得体の知れないモンスターがいました。そのモンスターはなかなか岩からでてきてくれません。そこで、かむじゆうたちは、モンスターが岩から出てくるよう知恵を絞ります。飛び出してきたモンスターの正体は・・・。


持ち物/
・お昼ごはん、飲み物
・クレヨンやサインペンなど紙にお絵かきができるもの
・セロハンテープ
・汚れてもいい動きやすい服装
・靴袋
※靴を脱いで遊びます。
※途中入退場自由。
※持ち物に名前を記入しておいてください。
※授乳室はございませんが、必要な方はスタッフにお声掛けください。


チケット/
おとな(16歳以上) 前売1,000円 (当日1,200円)
こども(4歳以上) 前売500円 (当日700円)
※4歳未満のお子様は保護者1名につき1名まで無料。保護者同伴。


― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

■来館時に検温を実施します。当日も、発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■乳幼児以外マスクを着用してご参加ください。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。あわせて「兵庫県新型コロナ追跡システム」のご利用を推奨します。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
後援/伊丹市教育委員会
京都芸術センター制作支援事業
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

演劇ラボラトリー 上田一軒+村角太洋プロジェクト
『14RELATIVES:14人の親戚』

令和3年3月6日(土)~7日(日)

令和3年
3月6日(土)17:30
3月7日(日)11:00/15:00
※受付開始・入場整理券発行は開演の40分前。開場は開演の30分前。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。


■あらすじ

華子と翔太の結婚式前夜。出会いから婚約まで、二人の今日までの道には石ころ一つ転がっていなかった。
二人のために両親や姉、妹、そして9人の親戚たちが、それぞれの部屋に前泊しているトゥイッケナムホテルの7階。華子の独身最後の夜のお食事会。
華子の大叔母に従叔母と伯父と伯母と叔父と叔母。そして従姉妹。
父、弘のちょっとした言動を新婦親戚一同は見逃していなかった。
「ひょっとしてまさか……」
それぞれが、それぞれに一夜を楽しみ、それぞれに心配し、それぞれに解決をしようと、それぞれに動き始める。
やがてそれは、二人の結婚前日の、忘れられない一夜を作ることになっていく。


チケット/
一般前売2,000円(当日2,500円)
【全席自由】


演劇ラボラトリーの今回のお題目は「コメディ」。
個性豊かな出演者が集まりました。
作家としてコメディ界の新たな旗手である村角太洋さんをお迎えして、出演者の個性をじっくり見極めてもらい、総勢16名(!)が登場するコメディを書いてもらいました。
ひとりひとりの個性が際立ち、「素人の発表会」なんていうエクスキューズなく楽しんでもらえるものになっていると思います。いや、プロの俳優ではないからこそのおもしろさが滲み出ていると思います。
お楽しみに。

演出・上田一軒(スクエア)


台本を書くにあたって、役者の皆さんのお顔とお姿とお声をできるだけ脳裏に焼き付けるためたくさん講座に通わせていただきました。
おかげさまでほぼ全ての台詞、皆さんを思い浮かべて書くことができました。
言うなればこれは皆さんに書かせていただいた台本です。
演じていただくのは皆さん以外には全く想像がつきません。
今も台本を読み返しながら皆さんを思い浮かべてはフフフとなっています。
最初の読み合わせもそれはそれは楽しい時間でした。忘れません。
個性的で愉快な皆さんと一軒さんのとても丁寧なご演出。
どんな稽古をされているのか、あー、稽古を拝見させていただきたい。
台本をお渡しした瞬間から、私はお客さんとしてこの公演の上演をとても楽しみにしているのです。

劇作・村角太洋(THE ROB CARLTON)


― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―


本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

 

主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

アイフェス!!2021
(AI・HALL中学高校演劇フェスティバル)

令和3年3月27日(土)~28(日)

令和3年
3月27日(土)10:00~ <中学の部>
3月28日(日)10:00~ <高校の部>


『アイフェス!!』は、伊丹市内の中学高校演劇部が今年1年の集大成を見せるフェスティバルです。
各校が、劇場の機材や装置をフルに使い、渾身の作品を上演。
今年は伊丹の7つの中学高校演劇部が出演。それぞれの自信作が、二日間に渡り次々登場します。
今年もいよいよ開演! 熱く燃えよ、演劇都市・伊丹!!

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、関係者のみのご観劇に限らせていただきます。

3月27日(土)
伊丹市立松崎中学校『ひまわり』
伊丹市立南中学校『伝説の勇者の作りかた』
伊丹市立西中学校『鏡の向こうは心の向こう』

3月28日(日)
伊丹市立伊丹高等学校『りんごの殺人現場』
兵庫県立伊丹北高等学校『はるいろ』
兵庫県立伊丹高等学校『嵐会』
兵庫県立伊丹西高等学校『泡沫~モノローグ集『穴』より~』


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
後援/伊丹市教育委員会
助成/文化庁文化芸術振興費補助金
      (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
       独立行政法人日本芸術文化振興会

伊丹想流劇塾 第5期

戯曲をまだ書いたことのない、
そんなあなたも伊丹想流劇塾で、
「あなただけの作品」を書きませんか。
関西演劇界を牽引する岩崎正裕とサリngROCKのもと
仲間と一緒に、唯一無二の作品を生み出そう!


コメントの枕に「感染症」の文字を書きたくないのだが、今期の文章は言い訳がましいものになる。まず、締めくくりの公演を従来の形で行うことが出来ない。お気づきの方があるかも知れないが、本来このチラシは表裏一体となってマスターコースの募集がある。残念ながらそれもない。逼迫する体制の中での緊急措置というのがその理由だ。けれども何としても開講には漕ぎ着けたい。戯曲とはどのような形式で書かれる文芸かを学び、あとはひたすら実践である。毎回のお題を、上演すれば5分程度の台本に仕立てる。サリngさんと私が何かしら物申して改稿に苦心する。最終的に、上演されれば10分程度の台本が仕上げられる。でも公演はないんでしょ、と言うなかれ。やります、おそらくリーディング形式で。演じるのは、ここに集う塾生のみなさん。演出はサリngさんと私、岩崎が責任をもって。書くことに演じることが付加される。物は言いようで、これ贅沢じゃないですか。小劇場演劇の基本は、ないときは知恵を絞れ。不要不急でない私たちは、創作をあきらめません。

岩崎正裕


劇塾は全員が本気になっちゃう場所です。
塾生はもちろん、私も、塾頭・岩崎さんも、AI・HALLの職員さんも。
塾生たちは次々迫り来る締め切りに、否応なしに本気にならなきゃいけないことから始まり、私と岩崎さんは現役の作家として本気でしゃべってしまうので、内容にも本気に取り組むことになります。そのやりとりが真剣にできるように、AI・HALLの職員さんたちもいっぱい考えてくれます。
今年は卒塾公演を例年の形で行うことができませんが、開講日から卒塾までの7か月の間、ずっと、豊かな本気の経験ができる場所です。
例年の卒塾公演の形ではなくても、塾頭・岩崎さんも、AI・HALLも、私も、卒塾を精一杯祝えるように考えます。
劇作に興味があるのなら、長い人生のうちの7か月だけ、劇塾に通う日々をおすすめしたいです。

サリngROCK


期間
【講義】令和3年 6月7日、6月21日、7月5日、7月12日、7月19日、8月2日、8月16日、8月30日、9月20日、10月4日、10月18日、11月8日、11月22日、12月13日、12月27日
月曜日19:00~21:30(計15回)
【講座内読み合わせ会】
令和4年1月10日(月・祝)
応募条件女、年齢問わず。
募集人数10名程度
受講料48,000円(2回分納)

【特待生】
条件/2年以上の継続的な活動実績があり、かつ、伊丹想流劇塾で、より一層の研鑽に励みたいという有志に対し、塾頭並びに師範が特に認めた場合に限り「特待生」として入塾を認める。
募集人数/若干名
受講料/30,000円(初回納入)

【学生・ユース】
条件/学生及び25歳以下の者で塾頭並びに師範がとくに認めた者に限る。
募集人数/若干名
受講料/36,000円(2回分納)


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/

文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

令和3年度 次世代応援企画 break a leg

「break a leg(ブレイク ア レグ)」とは、これからパフォーマンスを始める人に向かって「成功を祈る」という意味で用いられるフレーズ。
本企画では、アイホールで上演機会のなかった若手表現者に会場を提供し、次代を担う才能の発掘・育成を目指します。
新風を吹き込んでくれる表現者たちの競演にご期待ください。


多くの公演が中止・延期に追い込まれた2020年であった。窮地に立たされながらも動画配信などの新たな試みに活路を見出だす演劇人の姿は心強い。けれども基本的には演劇は対面芸術である。感染症対策に充分に配慮しながら、そろそろ劇場を開けていくことも必要だと思われる。今回のbreak a legは、本来なら前年度に幕を開けていた二作品が並ぶ。選出された二団体は、共に社会の本質や裏面を見抜く洞察力に優れている。劇団不労社は「信仰」によるコミュニティを描くという。作者・西田悠哉さんの確かな力量には舌を巻く。現代日本の矛盾と断面を鮮やかに見せてくれるだろう。遊劇舞台二月病は一貫して「事件」を追いかける。今回は戦後間もない頃の事件から想を練るという。作者・中川真一さんの憂鬱が、現代社会とどのように共鳴するのか興趣が尽きない。共に新作とのこと。一年間温め続けた作品の、満を持しての登場である。惜しみない拍手を送りたい。

アイホール・ディレクター 岩崎正裕

 

 

きわめて緻密に描写された地域社会の日常が、徐々に緩い毒霧で包みこまれ、気づいた頃にはブラックコメディの荒唐無稽な世界へ誘われる劇団不労社。現実にあった事件へのストイックな取材から、加害者のにじみ出る熱情・悲哀の根源を、執拗かつ朴訥に紡ぎ続ける遊劇舞台二月病。選出の二団体は、ディテールへの過度なこだわりでもって漸次的に劇世界を波及させることに優れていました。
アイホールは日常の空間とは異なり、大きな距離のある空間です。多種多様な現象、情報によって価値観が大きく揺り動かされ全てが瞬時に感染していく不安定な今、距離を保たれた同じ空間の片隅から少しずつ積み上げられていく執心のミニマルな伝播は、日常では得難い劇体験となるでしょう。それはニューノーマルな小劇場演劇の萌芽となるかもしれません。break a leg!

選考委員 泉 寛介(baghdad café)


◆2021年度参加団体

遊劇舞台二月病『sandglass』

封建的なコミュニティと家制度の中で、極限状態に追い込まれた人間の悲哀。
有名な俳優の家で、作家見習いとして住み込みで働く兄と、女中として働く妹。配給を不当に搾取され、作家としての才能も罵倒され続ける日々。“このままじゃ無くなってしまう”というギリギリのところで自分を立て直しては、またすり減らしていく兄妹。まるで砂時計(=sandglass)を返すような、その苛烈なサイクルが破綻したとき“事件”は起きる――。
終戦後まもなくの日本で起きた実際の事件をモチーフに、教科書や資料に残らない人々の生活と地域コミュニティの有り様を、被害者と加害者、それぞれの視点を取り入れて描く意欲作。

作・演出/中川真一
7月3日(土)14:00/19:00
7月4日(日)12:00/17:00

★チケット発売/5月17日(月)~


公演詳細

遊劇舞台二月病[大阪]
2011年、脚本・演出を務める中川真一と松原佑次により結成。実際の事件を類似事件と照らし合わせ、被害者、加害者、傍観者の多角的な視点で、事件のメカニズムを考察し、人間の無力さと変化を劇化。2014年「ウイングカップ4」にて最優秀賞受賞。2016年「應典院舞台芸術祭 space×drama2016」にて優秀劇団に選出。中川真一は『Round』『Delete』にてOMS戯曲賞の最終候補に選出される。
https://nigatsubyou.jimdofree.com/

 

劇団不労社『畜生たちの楽園』

共産主義の極北で狂気とナンセンスが交錯する「集団暴力シリーズ」最新作!
自給自足を基盤とした“革命的楽園”の創建を目指して形成された集団農場「感動純情会タネマキ」。そこでは“精神的指導者”が設けた独自のルールのもと、住人たちは日夜労働に従事し汗を流していた。ある日 “精神的指導者”の世襲を機に内部抗争が勃発。盤石に思われた体制は動揺し、次第に欲望渦巻く共同体の闇が炙り出される……。
目指すべき指針を失ってもなお、自分と他者、そして“世界”を信じ抜くことはできるのか。カルト化したコミューンで繰り広げられる無残な暗黒喜劇から、令和の時代における“信仰”の現在地を探る!

作・演出/西田悠哉
7月17日(土)15:00/19:00
7月18日(日)11:00/15:00

★チケット発売/5月17日(月)~


公演詳細

劇団不労社[大阪]
2015年に代表の西田悠哉が大阪大学の学生劇団を母体に旗揚げ。
現代口語演劇やコント、ホラー映画などを参照軸として、リアリズムをベースに日常的光景から超現実的次元へ物語をスライドさせ、その裂け目から覗いて見える歪な人間模様を滑稽かつグロテスクに描く作品づくりを行う。近年は「集団暴力シリーズ」と銘打ち、ムラ社会的な閉鎖コミュニティを舞台に、共同体に内在する暴力性への考察を試みる。
「應典院舞台芸術祭 Space×Drama×Next2018」にて優秀団体ほか、脚本賞・演出賞など受賞。「KAVC FLAG COMPANY2020-2021」選出。
https://www.furosya.com/


◆中川真一(遊劇舞台二月病)×西田悠哉(劇団不労社)インタビュー 

観劇の前後に、ぜひご一読ください。

https://www.aihall.com/breakaleg2021interview/

 


【参加団体募集‼】
2022年度 次世代応援企画break a leg

アイホールで上演経験のない若手カンパニーを対象に、参加団体を募集します。募集要項など詳細は、応募団体募集サイトでご確認ください。東西問わず、たくさんのご応募をお待ちしております。

応募要項  https://www.aihall.com/breakaleg2022/

[選考委員]
岩崎正裕(アイホールディレクター)
三田村啓示(舞台俳優)

[応募期間]
2021年7月1日(木)~7月19日(月)22:00必着


会場・お問い合わせ
AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
TEL: 072-782-2000 FAX: 072-782-8880
E-Mail: info@aihall.com Twitter: @ai_hall

共催:伊丹市立演劇ホール

令和4年度 次世代応援企画 break a leg 参加団体募集!
応募期間:令和3年7月1日(木)~19日(月)

令和4年度 次世代応援企画 break a leg参加団体募集

「次世代応援企画break a leg (ブレイク ア レグ)」は、次代を担う表現者の発掘と育成を目的として平成24年度より実施している事業です。当ホールに新風を吹き込んでくれる新しい団体/カンパニーとの出会いを期待し、令和4年度の参加団体を全国的に公募します。
アイホールでの上演実績がない若手カンパニーのみなさま、東西を問わず、たくさんのご応募をお待ちしております。


 この一年の間、舞台芸術をやる人はやるし、やらない人やれない人も、皆それぞれのやり方でやっているのだろうということは、コロナがあっても無くても変わらないことなのかもしれないと、自分も含めて考えていました。
 舞台芸術のやり方が変化を強いられ、かつ際限無く拡張していきつつあることへの混乱や戸惑いはあれど、今あらゆる劇場が、まだ見ぬ新しいやり方で、新しい何かを身篭ろうとしているのだとすれば、それはただ楽しみというほかなく、伊丹・アイホールも私にとって常にそういう場所で、それもまた変わりません。
 というわけで、アイホールでやりたい人、やりませんか。
 このbreak a leg は、「次代を担う表現者の発掘と育成を目的」とした企画です。
 だから、とても楽しみです。
 ジャンル・形式・地域は問いません。ご応募を心からお待ちしています。

三田村啓示(舞台俳優)


応募要項

■応募資格
(1)演劇・ダンス分野において、オリジナル作品の上演を継続的に実施している、自ら若手と任じている劇団/カンパニーであること(公演歴のないプロデュース公演、企画公演は不可)。
(2)舞台技術・制作スタッフ、設営・撤去・受付などの人員、舞台装置や衣裳・道具など、公演製作に必要なものを自ら用意できること。
(3)実施期間のスケジュールで上演できること。
(4)過去にアイホールでの上演経験がある団体は、選考対象外となります。

 

■参加条件
(1)公演数は劇場と協議の上、決定する(1作品3ステージ以上の公演が望ましい)。新作・旧作・再演は問いません。
(2)劇場と調整した上で入場料を設定し、全額、劇団/カンパニーの収入とします。
(3)公演製作にかかる費用並びに劇場管理人件費に関しては、劇団/カンパニーに負担いただきます。
(4)劇場は、「共催公演」として、会場(イベントホール)とその付属設備の提供(使用料全額免除)、その他チケット販売協力・広報宣伝協力を行います。

 

■参加団体数
2団体程度

 

■提出資料
(1)参加申込書/指定の申込書(ExcelPDF)をダウンロードしてください。
(2)公演企画書/A4サイズ、形式自由。演出プランを明記のこと。
(3)団体概要/A4サイズ、形式自由。
(4)映像資料(DVD)/必ずファイナライズをして他の機器で再生できることを確認してください。上演予定作品の映像記録がある場合は当該DVDを、無い場合は団体の特色がわかる直近の映像資料。ただしプロモーションビデオは不可。必ず舞台上演の記録物であること。
(5)テキスト/提出する映像資料の戯曲・テキスト等(A4サイズ、表紙に「団体名・タイトル・作者名を記載)
(6)補足資料/過去の公演チラシ、舞台写真など。

 

■実施期間・会場
次の日程のいずれかで実施可能なこと。仕込・リハーサル・本番をあわせて4日間を基本とします。
(1)令和4 (2022)年5月26日(木)~29日(日)
(2)令和4(2022)年6月2日(木)~5日(日)
(3)令和4(2022)年6月9日(木)~12日(日)

 

■応募期間
令和3年7月1日(木)~7月19日(月) 22:00必着
※応募書類提出後にヒアリングをさせていただく場合がございます。その際は、こちらからご連絡をいたしますので、本事業担当者と調整のうえ、来館願います。

 

■選考方法
選考会議で協議のうえ、アイホールディレクターが決定する。
選考委員/
岩崎正裕(アイホールディレクター)
三田村啓示(舞台俳優)

 

■発表
令和3年9月上旬(予定)
アイホールウェブサイトにて参加団体を発表。

 

■留意事項
提出資料は返却いたしませんので、あらかじめコピーをお取りください。

 

■応募先・お問い合せ
〒664-0846
兵庫県伊丹市伊丹2-4-1 伊丹市立演劇ホール 「次世代応援企画break a leg」係
TEL 072-782-2000 メール info@aihall.com
【火曜休館】

担当:木原・土倉

「みんなの劇場」こどもプログラム
いいむろなおきマイムカンパニー
『かえるの? 王子さま』

令和3年8月7日(土)~8日(日)

令和3年
8月7日(土) 11:00 / 15:00
8月8日(日) 11:00 / 15:00
※受付は開演45分前。開場は開演の30分前。
※上演時間は約60分。
※おすすめ年齢:3歳以上
(あくまで目安です。ぜひご兄弟・ご家族でご来場ください)
※当館には、授乳やオムツ換えの設備はありません。必要な方はお声掛けください。
※演出の都合により、開演後の途中入場を制限させていただく場合がございます。


“わあっ”とおどろくしかけがいっぱい!
おとなもこどもも楽しめる
ゆかいでふしぎなぼうけんストーリー

 

■あらすじ/
「ここはどこ?」。旅に出ていた王子さまはそろそろお家に帰りたくなったけど…あれ? お家はどっちだ?
風にとばされたり、海に落っこちたり、だいじなカバンをなくしちゃったり…
さてさて、王子さまは無事にお家に帰れるのでしょうか…?

パントマイムのあの手この手をたっぷりつめこんだスピード感あふれる舞台が、劇場全体を幻想的な世界へとつくりあげます。こどもたちの好奇心をくすぐる無言劇。家族みんなでご来場ください。


■チケット/
おとな 前売2,000円(当日2,500円)
こども(3歳以上中学生以下) 前売1,000円(当日1,500円)
【日時指定・入場整理番号付自由席・当日精算】
※3歳未満のお子様は保護者1名につき1名まで膝上鑑賞無料。
※チケットのご精算は、公演当日となります。
※ご予約のキャンセルをされる場合は、必ずご連絡をお願いいたします。

― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

■来館時に検温を実施します。当日も、発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■乳幼児以外マスクを着用してご参加ください。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。あわせて「兵庫県新型コロナ追跡システム」のご利用を推奨します。


主催/公益財団法人いたみ・文化スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
後援/伊丹市教育委員会
助成/

文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

「高校生のための戯曲講座2021」

令和3年8月2日(月)~9日(月) 

令和3年
8月2日(月)
8月9日(月)
10:00~12:00 


この夏、戯曲の執筆に挑戦してみませんか?
まだ書いたことがない、どんなものを書けばいいかわからない…。
そんなあなたでも大丈夫! 関西で活躍する劇作家から、戯曲執筆のノウハウを学びます。
あなたにしか書けない作品を創り出そう!

<講師からのメッセージ>

土橋淳志(A級MissingLink)

人間には良くも悪くも「忘れる」という能力が備わっていて、例えば高校生の皆さんが今現在、感じている楽しいこと辛いことの手触りの多くは、5年後10年後にはうまく思い出すことができないでしょう。そういった手触りを、いつまでも忘れないことが大人になっても作家を続けることの資質のひとつでもあるのですが、幸いにして皆さんは今その手に、いつかは手放すはずの何かをまだ握っているはずなのです。戯曲を書くということはその何かを形にして残すという方法のひとつでもあります。今の皆さんにしか書けない戯曲を書くために、どうか奮ってご応募ください。

 

中嶋悠紀子(プラズマみかん)

劇を書く人にとって、孤独は絶好のチャンスです。
ひとりの時間は自分の心の中の揺らぎを、嫌というほど気付かせてくれるからです。
理不尽に対するやるせなさや、怒り、実は居心地良くてハッピー!な秘密の興奮ナド…今沸き起こっているものは今、台詞に吐き出した方がいい。それは過去にも未来にも無い、今のあなたにしか書けないものだからです。


会場/アイホール カルチャールームB
対象/高校生
定員/10名程度(先着順・原則両日参加できる者)
参加費/1,000円(当日支払い)
持ち物/読書課題戯曲(受講者に事前に送付)、筆記用具


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
助成 文化庁文化芸術振興費補助金
       (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
       独立行政法人日本芸術文化振興会

AI・HALLリーディング
『ジハード―Djihad―』

令和3年9月26日(日)

令和3年
9月26日(日)11:00/15:30★
※受付開始は開演の40分前。開場は開演の30分前。
★終演後、シアタートーク[瀬戸山美咲×岩崎正裕]を開催。


彼らはなぜ”ジハード”へ向かうのか―

“いま”注目すべき旬の作家や話題の作品を、ドラマ・リーディング形式で紹介する「AI・HALLリーディング」。

今年度は、モロッコ系移民というバックグラウンドを持つベルギー出身の作家イスマエル・サイディが、生まれ持った宗教や人種により偏見や差別に苦しむ移民2世の青年たちの、寄る辺ない心や不条理な現状をユーモアを交えて描く青春群像劇を、瀬戸山美咲の演出で上演。関西で活躍する個性豊かな俳優陣によるリーディング公演にご期待ください。

ベルギーのブリュッセルに住む移民2世の若者3人。
彼らは〈ジハード(聖戦)〉に参加するため、内戦の続くシリアに向かう。
ベルギー社会とイスラム教コミュニティのはざまで、自分の愛するものを禁じられ、行き場のない思いを抱え、「ここではないどこか」を求めて旅立った彼らは、戦場で何を見つけるのか。
若者たちの情熱と愛の行方とは――。


■料金/
一般 前売1,800円(当日2,200円)
18才以下 500円(前売・当日とも/要証明書)
【日時指定・整理番号付・自由席】
※18才以下の方は、当日年齢を証明できるものをご提示ください。
※開場時、前売券のお客様よりご入場いただきます。
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※チケットの購入にあたり、氏名・ご連絡先をお知らせください。


■プロフィール

作者/イスマエル・サイディ(Ismaël Saidi)

劇作家、映画監督、演出家、俳優。
1976年、モロッコ系移民の子として、ベルギー首都圏のサン=ジョス=タン=ノードで生まれる。大学で広報学と社会科学を学んだのち、短編映画の脚本執筆、監督をはじめる。2010年、自身初の長編映画『アハメッド・ガショー』を公開(監督・脚本)。2013年11月に劇場公開された、多文化性を主題にした喜劇である長編映画『モロッコのジゴロたち』で第五回マグリット映画賞を受賞。2014年12月にブリュッセルで『ジハード-Djihad-』を初演。テロリストによる大量虐殺事件が続くベルギー、次いでフランスで反響を呼び上演依頼が殺到した。本作はベルギーに於いて「教育のツール」「公共の利益」として公式に宣言された。

 

演出/瀬戸山美咲(せとやま・みさき)

劇作家・演出家・ミナモザ主宰。
1977年、東京都生まれ。2016年『彼らの敵』で第23回読売演劇大賞優秀作品賞の受賞をはじめ、読売演劇大賞優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など数々の賞を受賞。近作に、『染、色』『あの出来事』(ともに演出)、改訂版『埒もなく汚れなく』(作・演出)、『THE NETHER』『My friend Jekyll』(ともに上演台本・演出)、『オレステスとピュラデス』(作)など。2021年、現代能楽集『幸福論』(長田育恵と共作・演出)で第28回読売演劇大賞選考委員特別賞ならびに優秀演出家賞受賞。ドラマ『金色の海』、映画『アズミ・ハルコは行方不明』『リバーズ・エッジ』などの脚本も手がける。


企画製作/伊丹市立演劇ホール
制作協力/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

協力/公益社団法人国際演劇協会日本センター
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
助成/
文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会


★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

九雀の噺 ~in いたみ~

令和3年10月16日(土)

令和3年10月16日(土)14:00
※受付開始は開演の40分前。開場は開演30分前。
※終演予定16時30分。


噺家と関西で活躍する役者たちが一堂に会し、そのとき限りの“一座”を結成!
落語、落語的手法による芝居「噺劇(はなしげき)」、曲芸…ect。
お祭りのような、にぎやかな一日をお楽しみください。


■チケット/
3,500円(前売・当日とも)【全席指定】
※チケット購入にあたり、氏名・連絡先をお知らせください。


噺 劇(はなしげき)
「落語」と「演劇」の特性を活かし、落語の演目を芝居として上演する桂九雀の企画。
2005年より継続的に開催されており、『文遣い』『芝浜』などの多くのレパートリーがある。多数の登場人物を一人で演じる落語とは異なり劇では複数の役者が複数の登場人物を演じる。俳優は着物で演じ、使う小道具は扇子と手ぬぐいのみ。また、舞台装置や照明変化はなく、音楽・効果音は三味線・鳴り物の生演奏で行われる。


撮影:佐藤浩

■プロフィール
桂九雀(かつら・くじゃく)
昭和54年、桂枝雀に入門。平成2年NHK新人演芸大賞優秀賞受賞。マイクロフォンを使う必要のない会場で、生の声、生の三味線、生の鳴物による 落語会の開催に力を入れている。古典落語だけでなく、上方落語独特の演出「ハメモノ」を和楽器以外で演奏する新作落語や、吹奏楽団と創作した吹奏楽落語なども手がける。また、劇団リリパットアーミーへの出演や内藤裕敬(南河内万歳一座)との協働作業など、関西小劇場との繋がりも深い。


★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

 


主催/公益財団法人いたみ・文化スポーツ財団、伊丹市
企画/
伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

 

 

「みんなの劇場」こどもプログラム
『かむじゆうのぼうけん~はじまりのクリスマス~』

令和3年12月18日(土)・19日(日)

令和3年
12月18日(土)10:0014:00 
12月19日(日)10:0014:00

※ご好評により全ての回完売しております。また、当日券の販売もございません。
※受付・開場 は開演の30分前。
※上演時間は、休憩を含め2時間30分程度を予定。
※おすすめ年齢:4~10歳
(あくまで目安です。ぜひご兄弟でご参加ください)


ぼく、かむじゆう。
さばくで、しっぽとふたりぼっちでくらしているんだ。
あれ? とおくのほうから、へんてこな音が聞こえてくる。この音は、なんだろう?
なんだか、ゾクゾクしてくるよ。

ようこそ、劇場のクリスマスへ

『かむじゆうのぼうけん~うみのしゃぼんだま~』(2021年2月14日~15日) 撮影=中才知弥(StudioCheer)

劇場には、明かりや音、舞台セットや俳優さんなど、面白いものがいっぱい! そこに、こどもたちの想像 / 創造力をプラスして、おはなしの世界でたっぷり遊びましょう♪
お芝居の鑑賞と工作やダンスなど、目も手も体も動かして、みんなでクリスマスのお話を完成させましょう!
※本公演は、アイホール「イベントホール利用案内」に基づき開催します。こどもから大人まで、一緒に過ごせるように、みなさまのご理解とご協力お願いいたします。

『かむじゆうのぼうけん~うみのしゃぼんだま~』(2021年2月14日~15日) 撮影=中才知弥(StudioCheer)

あらすじ
真っ赤な太陽が沈む砂漠でひとりぼっちで暮らす怪獣“かむじゆう”は、へんてこな音がきっかけで冒険にでかけました。冒険の先で、トナカイと雪だるまに出会います。仲良くなった3人は、かむじゆうが暮らす砂漠を目指します。けれど、暑い砂漠では、雪だるまは溶けてしまいます。果たして、怪獣とトナカイとゆきだるまの3人は、無事にクリスマスを迎えられるでしょうか。


持ち物/
・ハサミ
・セロハンテープ
・汚れてもいい動きやすい服装
・靴袋
※靴を脱いで遊びます。
※途中入退場自由。
※持ち物に名前を記入しておいてください。
※授乳室はございませんが、必要な方はスタッフにお声掛けください。


チケット/
おとな(16歳以上) 前売2,000円 (当日2,300円)
こども(4歳以上) 前売500円 (当日700円)
※4歳未満のお子様は保護者1名につき1名まで無料。保護者同伴。


― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

 

■来館時に検温を実施します。当日も、発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■乳幼児以外マスクを着用してご参加ください。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。あわせて「兵庫県新型コロナ追跡システム」のご利用を推奨します。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
後援/伊丹市教育委員会
京都芸術センター制作支援事業
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

伊丹想流劇塾第5期生公演
『来るべき日のために』

令和4年1月10日(月・祝)

令和4年1月10日(月・祝)14:00
【入場無料・要予約制】
※開場は開演の30分前。
※上演時間140分を予定(途中休憩含む)


劇作家養成のための戯曲講座「伊丹想流劇塾」。
短編の執筆・改稿を繰り返し筆力を磨いてきた塾生たちの成果を塾生12名が自らが出演し、リーディング上演します。
演出は塾頭・岩崎正裕と師範のサリngROCKが務めます。
劇作家の卵たちが送る、趣向をこらした短編戯曲の朗読会にご期待ください。


伊丹想流劇塾は演劇の台本を書く講座です。演劇の台本を「戯曲」と呼びます。「戯曲」は対話を主体とする文学です。例年ならば関西で活躍する演出家や俳優が集い、塾生が書いた10分の短編を連続上演するのですが、諸事情により今年度はそれが叶いません。けれども、「戯曲」は声に出した時にこそ真価が問われるのです。ならば塾生で読んでしまおうというのが今回の試みです。お題は「来るべき日のために」。人の営みには良い事であれ悪い事であれ、いくつもの「来るべき日」が用意されています。恋愛の果ての来るべき日とは。家族にとっての来るべき日とは。劇場にとっての来るべき日とは。準備に余念のない人びとの物語、連作です。それぞれが苦心して練り上げた作品、塾生にとっては発表の日こそが、来るべき日となるのでしょう。皆様のご来場をお待ちしております。

 

伊丹想流劇塾 塾頭 岩崎正裕


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

         ★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれない場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆ご予約にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

ニットキャップシアター 第41回公演
『チェーホフも鳥の名前』

令和4年1月14日(金)~17日(月)

令和4年
1月14日(金)18:30
1月15日(土)13:00/18:00
1月16
日(日)
14:00
1月17日(月)14:00

※受付開始/開演の45分前。開場/開演の30分前。


第64回岸田國士戯曲賞最終候補作品
サハリン島のある街と人々の暮らしを描いた、約100 年のクロニクル!
待望の再演決定。

民族楽器の生演奏、歌やダンスなどさまざまな舞台手法と「言葉」を組み合わせ、イマジネーション豊かな作品を創作する、ニットキャップシアター。

今回は、日本とロシアに挟まれた島、サハリン島が舞台。この島には、「チェーホフ」と名付けられた街があります。ロシア人、日本人、朝鮮人、「二ヴフ」や「アイヌ」などの北方民族  ―― この街に暮らした様々な人々が、ときに国家間の思惑によって翻弄されながらも生活する様子を、アントン・チェーホフや宮沢賢治ら、かつてこの島を訪れた作家たちの眼差しとともに辿ります。


チケット
一般 3,800円(当日4,000円)
ユース(25歳以下)・学生 2500円(前売・当日とも)
高校生以下 1,000円(前売・当日とも)
ペア 7,000円(前売のみ)
【日時指定・整理番号付・自由席】
※開場時、前売券のお客様よりご入場いただきます。
※ユース、学生、高校生以下は当日要証明書
※未就学児のご入場は不可

★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

京都芸術センター制作支援事業

アイフェス!!2022
(AI・HALL中学高校演劇フェスティバル)

令和4年3月27日(日)~28(月)

令和4年
3月27日(日)9:30~ <中学の部>
3月28日(月)9:25~ <高校の部>


『アイフェス!!』は、伊丹市内の7つの中学高校演劇部が出演し、それぞれの自信作を披露するフェスティバルです。
劇場の機材や装置をフルに使い、各校が渾身の作品を上演。
今年もいよいよ開演! 熱く燃えよ、演劇都市・伊丹!!

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入場制限を設けております。お申込みは各校演劇部、またはアイホールへお問い合わせください。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、開催内容を変更・中止する場合がございます。


3月27日(日)
9:30~ 開会式

9:40~ 伊丹市立松崎中学校
 『月下香』

11:25~ 伊丹市立南中学校
 『紫色の逃亡』

14:10~ 伊丹市立西中学校
 『私を着た俺』

15:35~ 講評

3月28日(月)
9:25~ 開会式

9:35~ 兵庫県立伊丹高等学校
 『電話をかけても、誰も…』

11:30~ 兵庫県立伊丹北高等学校
 『滑走路』
14:15~ 伊丹市立伊丹高等学校
 『空はここに』

16:10~ 兵庫県立伊丹西高等学校
 『ロクブンノサン\(^О^)/ゲキジョー(ロクブンノサンオワタゲキジョー)
17:40~ 講評

※講評は、原則、上演校のみの参加となります。

― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

■来館時に検温を実施します。当日も、37.5℃以上の発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。また、接遇スタッフはマスクを着用し、対応させていただきます。
■客席では、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
■舞台と客席は2m程度の距離をとります。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。あわせて「兵庫県新型コロナ追跡システム」のご利用を推奨します。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
助成/文化庁文化芸術振興費補助金
      (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
       独立行政法人日本芸術文化振興会