<北村想の座標/現在>の関連企画としまして、関西で活躍する演劇ユニットによる北村想作品の連続リーディング公演を実施します。80年代の名作から最近作まで、北村想の多彩な劇世界を網羅するバラエティなラインナップです。<北村想の座標/現在>の二作品とあわせて、お楽しみください。

◇【日程】

10月8日(月)

コトリ会議 『もろびとこぞりてver.2,3』(2006年)

作/北村想  演出/コトリ会議
出演/浅野アンリ、片桐慎和子、室屋和美(コトリ会議)
二人の女優がいつ来るやもしれぬ演出家を待っている。そこにウェイトレスが自分も女優だといって話に加わった。この女優たちが待っているのは本当に演出家なのか…。劇団青い鳥のために書き下ろした三人芝居。

著作権認可番号©So Kitamura 2012 No.22 小堀純事務所


10月24日(水)

ニュートラル 『ザ・シェルター』(1982年)

作/北村想  演出/大沢秋生
出演/森崎進、河上由佳(満月動物園)、一瀬尚代(baghdad café)、大沢秋生

名古屋の名演会館プロデュースとして初演。製品テストのために、核シェルターで過ごすことになった家族が、コンピューターの故障で閉じ込められてしまった。仕方なく昔話を語るうちに、暖かくも懐かしい風景が浮かびあがる…。

著作権認可番号©So Kitamura 2012 No.23 小堀純事務所


10月25日(木)

小原延之企画 『Goin’ Home ~遠まわりして帰ろ~』(2006年)

作/北村想  演出/小原延之
出演/田矢雅美(劇団太陽族)、中田絵美子(劇団パンと魚の奇跡)、永見陽幸(DanieLonely)、山口晶子、門田草(FellowHouse)、東龍美、片山晴絵、松矢一平、中山治雄(ーレンチ)、大西輝卓(劇団蜂風鈴)

プロジェクト・ナビ解散後、元劇団員たちが北村想作品を上演するためにたちあげたavecビーズ初演。裁判員制度によって選ばれた男女が議論している。被告は「日本国憲法」。彼らは憲法のもと、被告である憲法についての是非を問う…。

著作権認可番号©So Kitamura 2012 No.24 小堀純事務所


10月29日(月)

Plant-M 『マリィヴォロン』(1997年)

作/北村想  演出/樋口ミユ
出演/出口弥生

トム・プロジェクト製作による戸川純の独り芝居として初演。宮沢賢治の「マリヴロンと少女」「やまなし」「飢餓陣営」を脚色。演じる戸川純に宛てた長い手紙と劇中劇とで構成された異色作。

著作権認可番号©So Kitamura 2012 No.25 小堀純事務所


各日19:00 開演 (受付・開場は開演の20分前より)


◇会場:

AI・HALL ホールロビー

◇料金:

500円(当日精算・自由席)

◇お問い合わせ:

AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
Tel:072-782-2000 Fax:072-782-8880 メール:info@aihall.com Twitter:@ai_hall URL:http://www.aihall.com/

主催:公益財団法人伊丹市文化振興財団
企画製作:AI・HALL


北村想(きたむら・そう)
1952年滋賀県生まれ。劇作家・小説家・エッセイスト。友人を頼って、名古屋にある中京大学のニセ学生となり演劇活動を開始。自ら結成した劇団「TPO師★団」にて『寿歌』(79年)を初演。以降、「彗星‘86」を経て「プロジェクト・ナビ」(~03年)を主宰。84年、『十一人の少年』で第28回岸田國士戯曲賞受賞。89年には『雪をわたって…第二稿・月のあかるさ』で紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。『寿歌』は英語、ロシア語にも翻訳され、99年にはソウルの演劇祭から招聘され韓国で上演、また今年一月のシス・カンパニーによる新国立劇場公演(堤真一・戸田恵梨香・橋本じゅん)は一ヶ月分のチケットが数分で完売し話題となった。AI・HALLにおいて戯曲塾「伊丹想流私塾」を96年より開塾、多くの若手劇作家を輩出。現在は、劇団という枠にとらわれず、劇作、小説のほか、映画、テレビ・ラジオドラマのシナリオ、童話など幅広い執筆活動を展開している。