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演劇 自主企画

現代演劇レトロスペクティヴ

コトリ会議
『髪をかきあげる』
『ともだちが来た』

平成30年11月15日(木)~18日(日)

     

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平成30年
11月15日(木)19:30『髪をかきあげる』
11月16日(金)15:30『髪をかきあげる』
         19:30『ともだちが来た』
11月17日(土)11:30『髪をかきあげる』
         15:30『髪をかきあげる』
         19:30『ともだちが来た』
11月18日(日)11:30『ともだちが来た』
         15:30『髪をかきあげる』

 

※受付開始/開演の45分前。開場/開演の30分前。
★シアタートーク
11月16日(金)19:30終演後【ゲスト/鈴江俊郎】


内向しがちな現代人の生きざまを、ユーモアとペーソスを織り交ぜて紡ぐ鈴江俊郎の会話劇、連続上演。

時代を画した現代演劇作品を上演する「現代演劇レトロスペクティヴ」。今年度第一弾は、関西で活躍目覚しい若手劇団「コトリ会議」が、現代演劇に新たな潮流を生み出した劇作家・鈴江俊郎の代表作に挑戦。都会に暮らす男女のひっかくような淋しさが交錯する夏の数日間の物語『髪をかきあげる』(岸田國士戯曲賞受賞)と、男二人のじゃれあうような会話から現代人の孤独と閉塞感を描いた『ともだちが来た』(OMS戯曲賞受賞)、異なる魅力を持った二作品の連続上演にご期待ください。


■チケット/
前売/一般2,700円 23歳以下2,000円(要証明)
当日(一律)/3,000円
二作品共通/4,500円
※要事前精算・50セット限定・劇場窓口および劇団取扱のみ
※未就学児童の入場はご遠慮ください。


作品紹介

『髪をかきあげる』1995年初演。第40回岸田國士戯曲賞受賞作。
深夜に訪ねてきた恋人をつれなく追い返す若い女は、“門限”という自室で一人になる時間を設けているのに、その孤独な時間の淋しさに身もだえする。子どもを亡くした夫婦は、悲しみで夜が眠れなくなり川辺を散歩し、懐中電灯の蛍に慰められたつもりになる。恋人を猛烈に欲しがる男と、彼のリクエストに応えようとする女子学生の奇妙な関係は平行線を辿るばかり。自分だけではどうにもならないうつろな心情を抱え、人々の救いようのない時間は過ぎていく・・・。

 

『ともだちが来た』1994年初演。第2回OMS戯曲賞受賞作。
蒸し焼きにされそうな、ある夏の日。畳の上で部屋着姿のまま床にはいつくばる「私」の前に、高校時代の旧友が現れる。久しぶりの再会に喜ぶ二人は、じゃれあうように会話を楽しむ。話を聞くと、自転車に乗ってずいぶん遠くからやってきたという。喉が渇いているはずなのに「友」は出した麦茶を飲んでくれない。そして「友」は言う、「俺のこと忘れないでいてほしいんだよ」。

 


プロフィール

鈴江俊郎(すずえ・としろう)
1963年、大阪府出身。愛媛県在住。「office 白ヒ沼」代表。
京都大学在学中に演劇活動を始める。93年に「劇団八時半」を結成。2007年の解散まで、ほぼ全作品の作・演出を手がけ、俳優として舞台にも立つ。また、京都の舞台芸術活性化のため「京都舞台芸術協会」の設立に参加するほか、近畿大学文芸学部助教授、桐朋学園芸術短期大学演劇専攻教授を歴任するなど後進育成にも尽力。戯曲は英・独・露・インドネシア語に翻訳され海外でも紹介されている。89年『区切られた四角い直球』で第4回テアトロ・イン・キャビン戯曲賞、95年に『零れる果実』で第2回シアターコクーン戯曲賞、『ともだちが来た』で第2回OMS戯曲賞を、96年に『髪をかきあげる』で第40回岸田國士戯曲賞を受賞。また、2003年に京都ビエンナーレ演劇公演『宇宙の旅、セミが鳴いて』(作/鈴江俊郎 、演出/高瀬久男)で文化庁芸術祭賞大賞を受賞。

 

コトリ会議(ことりかいぎ)
2007年結成。ほぼ全作品を山本正典が手がける。ふつうの人々の生活を、軽妙な会話で丁寧に描くことを得意とする。素朴さを装いながらも、人の心に巣食う“嫌らしさ”を、寓話的な表現を織り交ぜて立ち上げていく。シアトリカル應典院舞台芸術祭「space×drama2010」にて優秀劇団受賞。 2014年に芸創セレクション(大阪市立芸術創造館)、「次世代応援企画break a leg」(AI・HALL)に選出。2017年には劇団初の単独ツアーを5都市で敢行。

『しずかミラクル』より

主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

作・演出・出演等

■作/
鈴江俊郎

■演出/
山本正典

■出 演/
『髪をかきあげる』
牛嶋千佳
要小飴
まえかつと
三村るな
(以上、コトリ会議)
竹内宏樹(空間 悠々劇的)
原竹志(兵庫県立ピッコロ劇団)
平林之英(sunday)

『ともだちが来た』
大石英史
本田椋(劇団 短距離男道ミサイル)

チケット取扱・お問い合わせ

■チケット取扱
【アイホール】
窓口販売・電話予約
 TEL:072-782-2000
 (9:00~22:00、火曜休館)
※「二作品共通」は要事前精算。窓口のみ取扱。
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