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金滿里ソロ公演『漆黒の赤』

令和4年3月11日(金)~13日(日)

     

令和4年
3月11日(金)19:30★受付終了しました(当日券:若干枚数販売予定)
3月12日(土)14:00/18:30
3月13日(日)13:00
※受付開始は開演の60分前、開場は開演の30分前。
※★の回は、終演後に平田オリザ(劇作家・芸術文化観光専門職大学学長)と金滿里によるアフタートークを開催します。


金滿里の5 作目 となるソロ作品『漆黒の赤』 。
前作『寿ぎの宇宙』(2013 年)から 9 年 を経て、 満を持してのソロ新作を上演いたします。

金は、舞踏の祖である大野一雄氏と、大野慶人氏との運命的な出会いをきっかけに、自身のソロ作品へと導かれてきました。しかし 2020 年大野慶人氏が亡くなり、師と仰いできた二人を失うこととなりました。
その後初めて取り組むソロ作品は、師の教えを核心に抱きながらこれからの自身の身体表現を突き詰める覚悟と出発の舞となります。

本作では、破壊の方向に向かい続ける人類の未来が、その破壊に行ききった時、行き着く先に再び立ち上がるものがあるのではないか…ということを、その身体で探りたいと願います。
アフリカの大地溝帯や火山の中に力強い命の根源を見出しながら、それと呼応する蠢く想念のようなものが女の身体の中にすでにあるのだという確信が、形となって、まさにこの舞台の上に立ち現れていくことになるでしょう。
ここに華雪の書と、蝦名宇摩による津軽三味線の音が加わり、一期一会の空間が生み出されることとなりました。
金の身体だからこそ表現できる人間普遍の美をもって、命の真髄を探る渾身の舞台へ、どうぞご注目ください。


死を意味する暗黒は恐怖なのか安らぎなのか。
その中から生まれ出る原始の生命が蠢く何か、を探りに行く。
人類創造の元の元へと辿る意思の萌芽を、金の身体一つで表現する、全ての極小にして壮大さを孕む未知なる新たな旅立ちに向かう作品。


■チケット/
一般 3,500円
障碍者・介助者 各3,000円
22歳以下 2,500円
12歳以下 1,000円
当日一律 4,000円
【日時指定・自由席】

※劇団態変賛助会員証提示で受付にて500円払戻。
※各種割引は当日受付にて証明書をご提示下さい。
※障碍者は手帳をお持ちの方。介助者は障碍者と同伴1名まで。
※車いすのまま観劇できる席は数席限定。劇団へ要事前予約。


 

撮影:Hideto Maezawa

■金滿里(キム・マンリ)プロフィール/

劇団態変 主宰・芸術監督 舞踊家・演出家
日本で活躍した韓国古典芸能家・金紅珠の末娘として生まれる。
3 歳でポリオに罹患、全身麻痺の重度身障者となる。
70 年代に盛り上がった障碍者解放運動での活動を経て、1983 年、劇団態変を旗揚げ主宰。「身体障碍者の障碍そのものを表現力に転じ、未踏の美を創り出すことができる」という芸術思想を掲げ、どこにもない身体表現芸術を創出してきた。
劇団態変では一貫して芸術監督を務め、劇団と自身のソロの作・演出・出演を行っており、今作は 77 作目となる。
1998 年初めてのソロ作品 『ウリ・オモニ』を大野一雄・大野慶人監修で上演。以降、大野慶人監修でソロ作品 3 作品、計 4 作のソロ作品を世に出す。
ワークショップも国内外で開催し、「金滿里身体芸術研究所」で障碍・健常を問わず、広く身体表現指導を行なう。マレーシアでは、国際交流基金と現地アーティストとのタイアップにより現地の障碍者を舞台に上げる 3 年間の国際アートプロジェクトを実施、公演を成功させた。他、海外演劇フェスティバルからの招聘多数、韓国でも共同製作プロジェクトを行っている。

作・演出・出演等

作・演出・芸術監督・出演/金滿里

書/ 華雪

演奏/ 蝦名宇摩(津軽三味線)

チケット取扱・お問い合わせ

チケット取扱/
Confetti(カンフェティ)

http://confetti-web.com/kimmanrisolo/
TEL:0120-240-540(平日10:00~18:00)
※セブンイレブンで支払・チケット発券(別途発券手数料)

アイホール(電話予約のみ・当日精算)
TEL:072-782-2000(9:00~22:00/火曜休館)

劇団態変(当日精算)
WEB予約:http://www.asahi-net.or.jp/~tj2m-snjy/form/ticket2.html
TEL:06-6320-0344(留守番電話の場合はお名前と電話番号をお残しください。)
E-mail:taihen.japan@gmail.com

お問い合わせ/
劇団態変

TEL:06-6320-0344
E-mail:taihen.japan@gmail.com