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土曜日のワークショップ
『自分史をセリフにしてみよう~はじめての劇作講座~』

令和2年9月12日(土)~11月17日(土)

令和2年
9月12日(土) レクチャー「自分史を切り取ってみる」
9月26日(土) 戯曲を書こう1「思い出を会話に」
10月17日(土) 戯曲を書こう2「書いては書き直し」
11月7日(土) 戯曲を書こう3「書き足して振り返る」
各回10:00~12:00 ≪全4回≫


これまでの人生で起こった様々な体験や印象に残っているエピソードを題材にオリジナルの短編戯曲を書いてみませんか。
初心者向けの講座ですので、気負わず、自由に、楽しく、人生のひとコマを綴ってみましょう。


会場/
アイホール カルチャールームA(2階)

対象/
40歳以上

定員/
10名程度(先着順)

受講料/
全4回一括納入:2,000円
※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。ご了承ください。


企画/伊丹市立演劇ホール
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市市制80周年ロゴ
助成/

文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

劇団太陽族 『囚われし女たち』

令和2年9月11日(金)~13日(日)

令和2年
9月11日(金)19:30
9月12日(土)15:30/19:30
9月13日(日)11:30/15:30
※受付開始/開演の60分前
※開場は開演の30分前

●9月12日(土)15:30の回につきまして、前売・予約の受付を終了しました。


関西の実力派劇団「劇団太陽族」が、山代巴の自伝的小説『囚われの女たち』を題材に描く新作を上演。

舞台は戦時下の広島、三次女囚刑務所。
そこには放火犯、窃盗犯、思想犯、さまざまな罪で投獄された女たちが暮らしている。
女たちはなぜ罪を犯さざるをえなかったのか。
なぜ時代の波にのまれていくしかなかったのか。

女性の目線から、貧困や差別、戦争や病気…、さまざまな問題をあぶり出し、そしてその問題は現在にも通じていることを問いかける物語。

■■■■

 ここのところ、実在の「場」にまつわる物語を書くことが多い。昨年は三重にある小さな島にも出かけたし、広島の爆心地にも立った。今年に入っての北九州滞在制作では、やたらと小倉の街を歩き回ったが、その公演は中止を余儀なくされた。その場所に立って、見渡し見上げて、匂いを嗅いで、それを頼りに着想を練る。残念ながら、今はそれも出来そうにない。
 今回は戦時下の広島にあった三次女囚刑務所が舞台となる。三次はみよしと読む。霧の名所とのことである。閉じ込められた女たちの友情の物語となるだろう。この刑務所は戦後閉鎖され、劇場に建て替えられ、今は「三次もののけミュージアム」になっている。曰くのある土地は公共施設になることが多いようだ。何故「もののけ」なのか調べてみると、江戸時代中期、この地に現れた妖怪たちの物語「稲生物怪録(いのうもののけろく)」が広く知られていることが分かった。その一大絵巻が博物館に収蔵されている。どうにもこうにも、その場に行きたい衝動に囚われる。
 目に見えぬもののせいで閉じ込められる現代の私たちと、この場所と歴史を重ねて、想像を膨らませるしかないのだろう。多くのことが変貌して行く時代、私たちは試され、試し続ける。

岩崎正裕

■■■■


チケット/
一般|前売3,300円(当日3,600円)、
U-22(22歳以下)|前売2,000円(当日2,300円)、
ペア割引5600円(前売・劇団予約のみ)
【日時指定・自由席】
※22歳以下は要証明
※チケット記載の整理番号順でのご入場。
前売券ご購入のお客様を優先してご案内します。

【公演中止】虚空旅団 第35回公演『春はやて』

令和2年9月25日(金)~27日(日)

【公演中止のご案内】
虚空旅団 第35回公演『春はやて』は中止となりました。

詳細につきましては、虚空旅団WEBサイト(https://kokuryodan.jimdosite.com/)をご確認ください。


令和2年
9月25日(金)19:30
9月26日(土)14:00/18:00★
9月27日(日)13:00/17:00★
※受付開始/開演の40分前。開場/開演の30分前。
★…土日夜割(前売・当日共3,000円)あり。


「観客の気持ちを濾過し、日常生活にやさしく送り返すお芝居」を掲げる虚空旅団の新作公演。

あらすじ
脱サラして自分の店を持ちたいと考えている広瀬達也は、雑居ビルのオーナーである友人に頼まれて屋上カフェの出店を検討している。達也の恋人・美咲は、優柔不断な達也との将来に不安を感じ、積極的に建築家やスタッフを紹介するが、なかなか話は進まない。
そんなある日、達也の前に見知らぬ少女が現れ、「私はあなたの娘です」と告げるのだった。


高橋恵プロフィール

劇作家、演出家。
1992年「劇団逆境VAND」を旗揚げ。2006年に劇団名を「虚空旅団」に改名。
私たちの生活の中に潜む問題や恐れに対して、日常的な会話を通して、解決の糸口となる思考を浮き彫りにしながら、さりげなく希望を描き出す作風で定評がある。
主な作品に、AI・HALL+岩崎正裕共同製作『フローレンスの庭』、ラジオドラマ『芽吹きの雨』など。ドーンセンター・女性芸術劇場『光をあつめて』や、メイシアターSHOW劇場『人恋歌~晶子と鉄幹』など、劇場主催公演への書き下ろしも多数手がける。
2014年、『誰故草』で第22回OMS戯曲賞大賞を受賞。
2016年、大東市の文化振興企画に参加、戯曲講座を担当。
2017年より伊丹想流劇塾マスターコース師範を務める。


チケット/
一般(前売・当日共)  3,300円
★土日夜割  26日(土)18:00、27日(日)17:00のみ、前売・当日共に3,000円でご観劇いただけます。
【日時指定・自由席】
※未就学児の入場はご遠慮下さい。

オンライン割 2,000円(配信チケット)

今回、“withコロナ”の取り組みとしてオンライン配信を行います。劇場に来られない方はお家で映像にてお楽しみください。
※劇団のみ取扱い。申込・視聴方法等の詳細については劇団メールにてお問合せください。

 

土曜日のワークショップ
『ストレッチ・エクササイズ』

令和2年10月3日(土)~12月12日(土)

令和2年
10月3日(土)
10月31日(土)
11月14日(土)
12月12日(土)

各回10:00~12:00 ≪全4回≫ 


ゆっくり時間をかけながら、身体の内側の筋肉や関節を丁寧に解きほぐしてゆくエクササイズです。腰を起点に、背骨から頭、指先への連続したつながりを感じながら、身体の歪みを整えてゆきます。
ふだん慣れ親しんでいるご自分の身体をあらためて、みつめてみませんか。


会場/
アイホール カルチャールームA(2階)

対象/
中学生以上

定員/
15名程度(全回受講者優先・先着順) 

受講料/
全回受講:2,000円
※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。ご了承ください。
1回ずつの単発受講:600円 

持ち物/
・バスタオルもしくはヨガマット(床に寝転ぶ際に使用)
・靴下
※更衣室はございませんので、動きやすい服装でおこしください。


企画/伊丹市立演劇ホール
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市市制80周年ロゴ
助成/

文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

プラズマみかん『ワーニャのパンツと洗えない』
令和2年10月9日(金)~11日(日)

令和2年
10月9日(金)19:30
10月10日(土)14:30/18:30
10月11日(日)11:30/15:30
※受付開始/開演の45分前 開場は30分前
※全ステージ、終演後レンタルおじさんとの「おじさんトーク」あり。
※感染症拡大や天災等の影響により、公演形態、回数の変更や中止の可能性があることをご了承ください。
※当日、体調のすぐれない方は観劇をお控えください。
※会場ではマスクの着用をお願いします。


あらすじ
今や就職試験の集団面接は、ディスカッションよりも“演劇”がトレンドだ。
防災グッズの企画・販売を行っているこの企業でも「ワーニャ伯父さん」を演じさせている。
その様子をにやにやしながら鑑賞する“おじさん”面接官と、その“おじさん”上司を苦々しく見ている若手社員たち。“おじさん”の傍若無人な振る舞いに、私たちは日々、うんざりしている。

家での父親の態度も許せない。靴下を居間で脱ぐな。料理に文句をつけるな。洗濯機ぐらい、自分で回せ。
しかし、彼らにとっては私たちの方こそ宇宙人で、攻撃に値する存在らしい。
後輩はとうとう、ゲームで上司をゾンビに見立てて殺し始めた。板挟みになった同僚たちは次々とゾンビに噛まれていく。ゾンビVS宇宙人の戦いが始まる。決着やいかに?

追い込まれた私に突如現れたのは「レンタルおじさん」。1時間につき1,000円払えば全力で私の味方になってくれるらしい。
“おじさん”だけど――。


チケット/
<事前精算券(9月30日まで受付)>
一般 3,000円
U-25(25歳以下)・障がい者 2,500円

<当日精算・当日券>
一般 3,200円
U-25(25歳以下)・障がい者 2,500円

※U-25と障がい者のお客様は当日要証明書。
※チケット申込順のご入場となります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※受付の混雑を回避するため、ご予約の際は事前決済のご協力をお願いします。


プロフィール
2006年皮切り。東大阪を拠点とし、関西を中心に舞台表現活動を行う。
日常に点在する「もやつき」を取り扱い、対話への欲求を刺激することを目標としている。
プラズマ=物質の第4態 みかん=未完成のくだ(らない)もの。
劇団拠点は東大阪市・若江岩田。

 

令和2年度(第75回)文化庁芸術祭参加公演

シニアのための「声に出して読む」

令和2年10月19日(月)~11月30日(月)

令和2年
10月19日(月)
11月2日(月)
11月16日(月)
11月30日(月)
各回10:30~12:30 ≪全4回≫


舞台や映画、テレビ、ドラマなど多方面で活躍する俳優の林英世さんによる朗読講座です。
発音・発声の基礎を学び、言葉や文章の持つ意味を理解し、読み込むことで声と表現は見違えるほど変わります。
あなたの声を通して、言葉や文章をより味わい深く表現しませんか。


会場/
アイホール カルチャールームA(2階)

対象・定員/
60歳以上 10名程度(先着順)

ー 新型コロナウイルス感染症予防対策について -
※受講生のみなさまにはフェイスシールドをお配りします。
※講座時の体温の確認、手指の消毒にご協力ください。
※常時サーキュレーターを回し、こまめに換気いたします。

受講料/
全4回一括納入:3,200円
※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。ご了承ください。


企画/伊丹市立演劇ホール
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市市制80周年ロゴ
助成/

文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

当館の指定管理団体の選定結果について<令和4年度~令和6年度まで>

【お知らせ】

当館は、令和4年度~6年度まで公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団が管理運営いたします。

<指定管理期間>
令和4(2022)年4月1日~令和7年(2025)年3月31日まで(3年間)
詳細は伊丹市HP(下記)をご確認ください。

伊丹市立文化会館等の指定管理にかかる指定予定者の選定結果について(令和3年11月16日更新)
https://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/TOSHIKATSURYOKU/BUNKA/1387369386673.html


■運営に関するお問合せ|
公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団
伊丹市宮ノ前1丁目1番3号
伊丹市立文化会館(東リ いたみホール)内
TEL 072-778-8788  FAX:072-778-8585
E-MAIL: zaidan@itami-cs.or.jp
WEB: https://itami-cs.or.jp/

iaku『The last night recipe』

令和2年11月5日(木)~8日(日)

令和2年
11月5日(木)19:30
11月6日(金)19:30
11月7日(土)14:00/19:30
11月8日(日)14:00
※受付開始/開演の60分前。
※開場は開演の30分前。


あらすじ

結婚してから毎日、前夜に食べた料理をネットにアップし続けている、ある夫婦の晩御飯の記録『ラストナイトレシピ』。“レシピ”とは名ばかりで、完成した料理の写真を1枚載せるだけ。ときにはカップ麺やスーパーの惣菜、ときにはファミレスの写真がアップされることもある。「私たちの最後の晩餐は何やろね」。そんな他愛もない話をしてからしばらく、突然妻が亡くなった。まだ30歳だった。あれから、妻の両親が「申し訳ない」と必要以上に干渉してくる。夫の父親が一緒に住まわせてほしいと訪ねてくる。妻の昔の恋人や、自称〝親友〟が弔問にやってくる。『ラストナイトレシピ』を繰りながら、一人になった夫はこれからの生活について思料する。


チケット/
【全席指定】
一般 4,000円
U-25(25歳以下) 2,000円
高校生以下 1,000円

※U-25・高校生以下の方は当日年齢を確認できるものをご提示ください。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

 

令和2年度(第75回)文化庁芸術祭参加公演

土曜日のワークショップ『ストレッチ・エクササイズ』

令和4年5月7日(土)~7月9日(土)

令和4年
5月7日(土)
5月28日(土)
6月18日(土)
7月9日(土)

各回10:00~12:00 ≪全4回≫ 


ゆっくり時間をかけながら、身体の内側の筋肉や関節を丁寧に解きほぐしてゆくエクササイズです。腰を起点に、背骨から頭、指先への連続したつながりを感じながら、身体の歪みを整えてゆきます。
ふだん慣れ親しんでいるご自分の身体をあらためて、みつめてみませんか。


会場/
東リ いたみホール 大和室(4階)
(伊丹市宮ノ前1-1-3 )

対象/
中学生以上

定員/
18名程度(全回受講者優先・先着順) 

受講料/
全回受講:4,000円
※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。ご了承ください。
1回ずつの単発受講:1,200円 

持ち物/
・バスタオルもしくはヨガマット(床に寝転ぶ際に使用)
・靴下
※更衣室はございませんので、動きやすい服装でおこしください。


企画/伊丹市立演劇ホール
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市

燐光群『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』

令和2年11月27日(金)~29日(日)

令和2年
11月27日(金)19:00
11月28日(土)14:00/19:00
11月29日(日)14:00
※受付開始/開演の40分前。開場/開演の30分前。

燐光群より『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』の代役上演と、今後についてのお知らせ


燐光群では現在、『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』を座・高円寺で上演していますが、そのキャストである杉山英之が本日、心室頻拍との診断によりドクターストップを受け、緊急入院いたしました。そのため、11月19日(木)19:00の東京公演については、杉山英之の役については坂手洋二が台本を持ちリーディングで出演します。なお、杉山は検査と治療のため、本公演の今後の出演を見合わせます。

11月20日(金)から22日(日)までの座・高円寺での東京公演、ならびに、11月24日・25日の名古屋公演、27日~29日の伊丹公演、12月1日の岡山公演については、代役での上演を予定しておりますが、詳細についてはウェブサイト等で追って発表いたします。

このたびは、このような事態となりまして、申し訳ありません。
チケットの払い戻しについては、改めてお知らせいたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

燐光群/(有)グッドフェローズ
2020年11月19日

 

ハイケイ、天ノウ ヘイカサマ。

陛下よ、あなたの最後のひとりの赤子が、
この夜戦死をいたしました。

前略総理大臣殿。
「僕の雇い主は国民です」と胸を張っていた男は、
あなたのウソを守るため、自分自身を捨てました。

かつて渥美清主演で映画化され、国民的喜劇として成功を収めた、棟田博の代表作拝啓天皇陛下様
同じ岡山県出身で棟田博氏の遠縁にあたる坂手洋二が、永年この小説の劇化を暖めており、現在に繋がる書下ろし作品として発表します。

『拝啓天皇陛下様』の愛読者である現代を生きる官僚が、戦後75年を経て「玲和」の世となった日本での「生きにくさ」「宮仕えの辛さ」を、かつての時代に思いを馳せながら耐えていく重喜劇。
※この作品は、棟田博氏の『拝啓天皇陛下様』等の著書から着想を得て、部分的に引用させていただいています。


あらすじ

現代を生きる官僚の「私」の前に『拝啓天皇陛下様』の登場人物である「山田正助」が現れる。敗戦を経て天皇が「象徴」に定められ、新たな元号が重ねられていることに、正助は驚愕する。今は、総理大臣殿が、この世界をまとめているのだと、正助は思う。そして、現在の時空間で、「私」と正助は、さまざまな事件に巻き込まれてゆく。


チケット/
一般前売 3,500円
ペア前売 6,600円
一般当日 3,800円
U-25(25歳以下)&大学生・専門学校生 2,000円
高校生以下 1,000円
【全席指定】
※U-25・学生券は当日受付にて証明書をご提示ください。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

Theatre Park
Kazuyoshi Kushida Solo Act
『月夜のファウスト』

令和2年12月4日(金)~5日(土)

令和2年
12月4日(金)19:00
12月5日(土)14:00
※受付開始・入場整理券の発行/開演45分前。開場/開演30分前。


串田和美が贈る小さくて壮大な物語。
(c)山田毅

それは小さな池のほとりの小さな四阿から始まった小さな演劇。

「みなさん 突然ですが、一人芝居をやってみようと思い立ちました」
2020年6月、串田和美さんが Facebookに書いた言葉です。

非常事態宣言で多くの劇場が休館するさなかのことでした。場所は長野県松本市にある公園の小さな四阿(あずまや)。題材は串田氏のライフワークともいうべきゲーテの『ファウスト』。

(C)山田毅

距離を取らなくてはならない、大声で話してはいけない、人に触れてはいけない…様々な制約の中で、舞台美術・照明・音響・制作・劇場…すべてをそぎ落として、観客と向かい合いました。配信が多くなる中、あくまでライブにこだわり、観客とともに作り上げることにこだわり、たったひとりで進めたこの企画は、非常に多くの反響を得ました。
未だ収束の兆しは見えませんが、今だからこそ、このミニマムで根源的なお芝居をどうぞお楽しみください。


■チケット/
前売・当日共通
一般  2,000円
ペア  3,500円
18歳以下  500円(当日要証明)
【日時指定・全席自由】
※未就学児童の入場はご遠慮ください。

 

■プロフィール

串田和美(くしだ・かずよし)

1942年生まれ。俳優、演出家、舞台美術家。まつもと市民芸術館芸術監督。芸術館を拠点に活動するTCアルプ座長。

1966年、吉田日出子らとともに劇団自由劇場を結成(後のオンシアター自由劇場)。『上海バンスキング』など数々の作品で人気を集める。85年~96年まで東京渋谷のBunkamuraシアターコクーン初代芸術監督を務める。2003年4月、まつもと市民芸術館館長兼芸術監督に就任(08年から芸術監督)。まつもと市民芸術館での主な作品に『信州・まつもと大歌舞伎』『空中キャバレー』『K.テンペスト』などがある。劇場を自由自在に使いこなす演出や地域を巻き込んだ企画など、“松本ならでは”の事業を次々と実現。16年には「Flying Theatre 空中劇場」、17年「トランクシアター」シリーズを始動し、劇場を飛び出しての上演にも精力的に取り組んでいる。また、コクーン歌舞伎や平成中村座の演出なども担い、高い評価を得ている。07年に第14回読売演劇大賞最優秀演出賞受賞。08年に紫綬褒章、13年に旭日小綬章を受章。15年には代表作のひとつである『スカパン』がルーマニアのシビウ国際演劇祭に正式招聘され、同年にシビウ・ウォークオブフェイム賞を受賞。


企画制作:まつもと市民芸術館
主催:文化庁、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、
   (一財)松本市芸術文化振興財団
文化庁令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業「JAPAN LIVE YELL project」

次世代応援企画break a leg
努力クラブ第15回公演
『誰かが想うよりも私は』

令和4年6月4日(土)~5日(日)

令和4年
6月4日(土)14:00★/19:00
6月5日(日)11:00★/15:00
※受付開始・整理番号発行は開演の45分前。開場は開演の30分前。
※整理番号は受付順に発行。
※★がついている回は、終演後に下記ゲストを迎え、作・演出の合田団地とのアフタートークを行います。
4日14:00回…岩崎正裕 (劇団太陽族)、
5日11:00回…依田那美紀 (生活の批評誌)


ネガティブな/ネガティブとされている、私的で後ろめたい事象や感情を題材とした”コメディ”を得意とする努力クラブ。座付作家の合田団地が本作で描くのは、恋を成就させるために手段を問わず行動する”すぐに好きな人ができる女の子”。繊細な人間関係や暗い欲望、冴えない感情などを、大げさにすることなく坦々と取り扱うことで、現代社会を切り取ったようなリアリティ溢れる人間関係の機微を映し出す。


■あらすじ/
私には理解できないのだけど、あの子に好きな人ができたそうだ。秘密めかして打ち明けられたけれど秘密めかす必要なんてないと思う。秘密めかして「好きな人ができた」と打ち明けられて、私は「また」と笑った。そうなのだ。彼女はすぐに好きな人ができる。好きな人が変わる。彼女はいつも同じように秘密めかすけど、何度も同じことを聞かされている私は彼女の打ち明け話に正直なところ飽き飽きしている。秘密めかして打ち明けられた私は「また」となんにも面白くもないのに笑う。「笑わないでよ」と彼女はふてくされたけど、どうしてふてくされるなんてできるのだろう。せっかく気を使ったのに笑ってあげなきゃよかったな。「ごめん」って謝って「今度はどんな人?」って訊いてあげて、そしたら彼女は気分をよくしてその好きな人の話を始める。話している彼女を私は眺めている。そんなことをしている今日という日を考える。私には不思議で仕方ないのだけど、あの子はすぐに好きな人ができるし、いつだってその気持ちを成就させる。


■チケット/
一般前売 2,800円(当日3,300円)
高校生以下一律 1,800円
伊丹市民ご招待(先着順)※アイホール電話予約のみ
【日時指定・全席自由】
※「高校生以下」「伊丹市民招待」は、当日要証明書提示。


■努力クラブ

第14回公演『救うか殺すかしてくれ』より 撮影:小嶋謙介

2011年に合田団地と佐々木峻一を中心に結成。京都を拠点に活動。神戸アートビレッジセンター「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」、ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”2022年度に選出。また、作・演出の合田団地が京都芸術センター「KAC Performing Arts Program 」にて委託を受け作品制作を行うなど、精力的に活動している。ネガティブな題材を用いてコメディをする。なんとなく嫌なものに対しての救いになりたいというのが、僕らの希望です。嗚呼、駄目なものに対して優しくありたい。


次世代応援企画break a leg

「break a leg(ブレイク ア レグ)」とは、これからパフォーマンスを始める人に向かって「成功を祈る」という意味で用いられるフレーズ。本企画では、アイホールで上演機会のなかった若手表現者に会場を提供し、次代を担う才能の発掘・育成を目指します。新風を吹き込んでくれる表現者たちの競演にご期待ください

共催|伊丹市立演劇ホール

エイチエムピー・シアターカンパニー
<現代日本演劇のルーツⅨ>
『忠臣蔵・急 ポリティクス/首』

令和2年12月12日(土)~14日(月)

令和2年
12月12日(土)15:00
12月13日(日)18:00
12月14日(月)15:00
※受付は開演の40分前/開場は開演の30分前
※各回終演後、ゲストを招いてのアフタートークを行います。
ゲスト/12日 広瀬依子(追手門学院大学国際教養学部講師)
    13日 永田靖(大阪大学文学研究科教授)
    14日 梅山いつき(近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻准教授)
※今回忠臣蔵シリーズ第三作目の上演に合わせて、第一作目『忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀』・第二作目『忠臣蔵・破 エートス/死』の舞台映像の上映も行います。

<上映会>入場無料・要予約・カンパ制
『忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀』
12月13日(日)11:00
『忠臣蔵・破 エートス/死』
12月13日(日)14:00
※受付・開場は開演時間の30分前


エイチエムピー・シアターカンパニーの『忠臣蔵』 ここに完結

「現代日本演劇のルーツ」の目的は日本の伝統的な概念を再考することです。シリーズ最新作『忠臣蔵・急 ポリティクス/首』は元禄時代の武士の姿をかり、現代の権力の問題を濃く描いています。『忠臣蔵・序』、『破』に続く今回は、浅野の家臣である赤穂浪士が吉良上野介を討った後、江戸幕府から処分が下り、彼らが切腹するまでの約2か月間を描いています。江戸中の人々が主君の仇を討った赤穂浪士を「義士」と称えたため、幕府は彼らの処分に困っていました。そのような中でどのようにして赤穂浪士の処分は決まったのか。そして処分が下されるまで、大石内蔵助ら赤穂浪士は何をしていたのか。エイチエムピー・シアターカンパニーの『忠臣蔵 三部作』の完結編にして最高傑作です。 

演出 笠井友仁


チケット/
一般 前売3,300円(予約・当日3,800円)
25歳以下・障碍者 前売2,500円(予約・当日3,000円/枚数限定)
高校生以下 前売500円(予約・当日1,000円/枚数限定)
【日時指定・整理番号付・自由席】
※前売券のお客様が優先入場。
※25歳以下・障碍者・高校生以下のチケットのお客様は要証明書提示。

 

応援(寄付) 1口1,000円
※寄付のみ。
※リターン:第1作『序』と第2作『破』のオンライン配信用URL(期間限定)とお礼状。


【映像配信】
2021年2月10日~21日の期間、『忠臣蔵・急』千穐楽の収録映像をオンライン配信します。
※申込方法等の詳細は決まり次第発表します。

チケット(12月15日(火)発売)/
一般 2,000円
お気持ち(投げ銭)チケット…新型コロナウイルス感染症の影響で経済的・精神的にしんどい方はお気持ちで。

本若 第十七回本公演『人には告げよ 幽生の月』

令和4年7月8日(金)~11日(月)

令和4年
7月8日(金)19:30 
7月9日(土)12:30/17:00☆
7月10日(日)12:30/17:00☆
7月11日(月)15:30
※☆はアフターイベントあり
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前。


■チケット/
一般前売 3,800円(当日4,000円)
U-22 2,500円(前売・当日共/要証明書)
【全席自由】

土曜日のワークショップ
『体幹を鍛えてバランスアップ』

令和3年1月9日(土)~30日(土)

令和3年
1月9日(土)
1月16日(土)
1月23日(土)
1月30日(土)

各回10:00~12:00 ≪全4回≫ 


毎回人気の、現役ダンサーによる筋力トレーニング講座。
今回は、体の軸となる体幹<インナーマッスル>を鍛えることで、体のバランスアップを目指します。
体のバランスが整うと、姿勢や動きが美しくなり、ケガの予防にも役立ちます。
みんなで楽しく、ボディワークに取り組んでみましょう!


会場/
アイホール カルチャールームA(2階)

対象/
高校生以上

定員/
15名程度(全回受講者優先・先着順) 

受講料/
全回受講:2,000円
※初回時納入。一旦納入した受講料は返金できません。ご了承ください。
1回ずつの単発受講:600円 

※更衣室はございませんので、動きやすい服装でおこしください。
※タオル・水分もお忘れなく。


企画/伊丹市立演劇ホール
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
助成/

文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

【お知らせ】木ノ下歌舞伎『義経千本桜 -渡海屋・大物浦-』 伊丹公演の中止について<1月12日更新>

 このたび、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、当館で開催を予定しておりました以下の公演を中止させていただきます。

 公演を心待ちにしてくださっていた皆さま、関係各所の皆さまには、心よりお詫び申しあげますとともに、ご理解を賜りますようよろしくお願いします。

 

【公演中止】

木ノ下歌舞伎『義経千本桜-渡海屋・大物浦-』

令和2年2月19日(金)~22日(月)

 

※なお、他都市公演につきましては、木ノ下歌舞伎のホームページでご確認ください。

https://kinoshita-kabuki.org/2021/01/12/8172

 

■本件に関するお問い合わせ

木ノ下歌舞伎 

https://kinoshita-kabuki.org/contact

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伊丹市立演劇ホール

焼酎亭 AI・HALL寄席~和み~

令和4年5月21日(土)

令和4年
5月21日(土)13:0017:00
※受付・開場は、開演の30分前。


焼酎亭AI・HALL寄席が今年も登場!

関西演劇界を中心に活躍する俳優陣が古典落語に挑む、焼酎亭一門。
現在では100名を超えるメンバーが、大阪や東京のみならず日本全国で活動しています。
イベントホールロビーにてカジュアルな落語会を開催。
“役者”による古典落語の世界を、気軽にお楽しみください。

  


■出演/
【昼席】13:00
焼酎亭七夕(宮川サキ)
焼酎亭神無月(桐山篤)
焼酎亭福寿(松村里美)
焼酎亭マルゲリータ(太田浩司) 

【夜席】17:00
焼酎亭菊正宗(菊地秀之)
焼酎亭小梅(西森光枝)
焼酎亭ナッツ(若林奈緒子)
焼酎亭鏡月(徳田晃子)

 

お囃子/
焼酎亭紅茶(峯素子)
焼酎亭ちどり(大原哲秀)
焼酎亭湯どうふ(竜崎だいち)
焼酎亭ヴォジョレー(大森千裕)
焼酎亭マルゲリータ(太田浩司)
平林之英
来離居無亭檸檬(井田十囲)

席亭/
焼酎亭七夕(宮川サキ)
焼酎亭菊正宗(菊地秀之)

 


■料金/
1,000円(ご予約のみ・当日精算)
【全席自由】

配信チケット 1,000円(焼酎亭のみ取り扱い)

 


         ★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれない場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席では、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆ご予約にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

【お知らせ】劇団態変 さ迷える愛・急『心と地』の公演延期について<1月24日更新>

劇団態変 さ迷える愛・急『心と地』の公演延期について

(2021年1月24日更新)

新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、劇団と協議の上、2021年3月、令和二年度提携公演 劇団態変第72回公演 さ迷える愛『心と地』を延期することになりました。
心待ちいただいておりました皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

■延期後の公演日時

令和3年6月18日(金)~20日(日)

※公演の詳細については、随時アイホール・劇団WEBページ等でご案内いたします。

伊丹市立演劇ホール