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Pôya Day Dance Performance
~青の地点~

令和5年8月18日(金)~19日(土)

令和5年
8月18日(金)19:30
8月19日(土)15:30
※開場および受付は、開演の30分前。


■チケット/
前売 2,000円
当日 2,500円
学生 1,000円
【全席自由】


【伊丹市在住の方ご招待します】
伊丹市にお住まいの方、各公演3名を抽選でご招待いたします。

■応募方法/
pddp.kikaku@gmail.com  へ住所・氏名・連絡先(メールアドレス)を明記し、7月31日(月)までにお申し込みください。


「みんなの劇場」こどもプログラム
『とおのもののけやしき』

平成27年8月21日(金)~23日(日)

平成27年
8月21日(金) 19:00
8月22日(土) 11:00/15:00
8月23日(日) 11:00/15:00
※受付/開演の40分前。開場/開演の20分前。
※上演時間60分。

 


おばあちゃんが亡くなって、のこされた昔の道具たち。夏休みのある夜、蔵のなかにとじこめられた小学生の兄と妹の前に“もののけ”がワンサカあらわれた。次つぎと出される、知らない道具のなぞを解いて、二人の脱出作戦が始まる。

昭和生まれの大人と、平成の子どもたちをつなぐ、コワくてオモシロイお芝居。もののけやしきへ、さあ、いらっしゃい!

家族みんなが一緒に楽しめる子ども向け演劇作品。どうぞお楽しみに。

 

★作・演出のアイホールディレクター・岩崎正裕のインタビューページはこちら

★試演会でいただいた感想のまとめページはこちら

 


チケット/
おとな=2,500円

こども(3歳以上中学生以下)1,000円

おとな&こどもペア=3,000円

(3歳未満のお子様は保護者1名につき1名まで膝上鑑賞無料)

【日時指定・整理券番号付自由席】

※おとな&こどもペアは前売のみ取り扱い。

※演出の都合により、開演後の途中入場を制限させていただく場合がございます。

※小さなお子様にはちょっと怖いシーンがあります。

 


 

主催/公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市

文化庁平成27年度文化庁劇場音楽堂等活性化事業

 

平成28年度次世代応援企画break a leg

breakalegデザイン2

 

映画も小説もそうだが、これぞという舞台に巡り合わせたときの何とも幸福な感動は、生涯において何度も反芻される。そして誰かに語りたくなる。「break a leg」はアイホールに初めて登場する上演集団と好奇心旺盛な観客との出会いの場を提供してきた。
「夕暮れ社 弱男ユニット」は最新の海外戯曲に挑む。多国籍の人物たちを日本人が演じるという翻訳戯曲の上演に一石を投じる。リーディングの手応えから本公演へと繋ぐ創造意欲に期待したい。
「ミナモザ」は東京を拠点とする新進の集団。昨今のポストドラマな作りの演劇とは一線を画する。刻々と精緻に時間を織りあげる手法はリアルなドキュメントタッチで圧倒的。俳優たちの確かな演技がそれを支える。
これぞという2作品。誰かに語りたくなる演劇が今年もアイホールに登場する。

アイホールディレクター 岩崎正裕

 

◆平成28年度参加団体

▲夕暮れ社 弱男ユニット / ▲ミナモザ

夕暮れ社 弱男ユニット『モノ』2

夕暮れ社 弱男ユニット 演劇本公演『モノ』

京都を拠点に独特のグルーブ感で話題の劇団がドイツの新進気鋭の劇作家フィリップ・レーレの喜劇を上演。

作/フィリップ・レーレ(原題:『Das Ding』)
翻訳/寺尾格
演出/村上慎太郎

5月28日(土)15:00/19:00
5月29日(日)13:00

★チケット発売中!
公演詳細

 

夕暮れ社 弱男ユニット(ゆうぐれしゃ よわおとこゆにっと)[京都]
2008年、京都造形芸術大学出身の村上慎太郎を中心に結成。登場人物のリアリティを追求し、俳優から滲み出る多彩なアイデアを盛り込む趣向に富んだ舞台が特徴。08年『現代アングラー』で「CONNECT vol.2(大阪市主催)」大賞受賞。また、「劇研アクターズラボ 高槻クラス」次期講師を観客投票で決める「新進演出家短編作品上演会」で村上が選出され、14年より「劇研アクターズラボ+夕暮れ社 弱男ユニット」を始動。
http://www.yuuguresya.com/

karera2015

ミナモザ『彼らの敵』

第23回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した話題作。緻密な戯曲と俳優たちの確かな演技で人々の中に潜む「敵」を鋭く描く。

作・演出/瀬戸山美咲

6月25日(土)14:00/19:00
6月26日(日)15:00

★チケット発売中!
公演詳細

 

ミナモザ[東京]
2001年、劇作家・演出家の瀬戸山美咲が旗揚げ。現実の事象を通して、今を生きる人間の矛盾と葛藤を描く。代表作に、震災後の自分自身を描いたドキュメンタリー作品『ホットパーティクル』、心の基準値をめぐる二人芝居『指』、原発事故を描いたドイツの小説を舞台化した『みえない雲』など。2014年、『彼らの敵』が第58回岸田國士戯曲賞最終候補に。16年、同作品の再演が第23回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。
http://minamoza.com/

 

◆瀬戸山美咲(ミナモザ)×村上慎太郎(夕暮れ社 弱男ユニット)インタビュー

アイホール初登場!  今、勢いのある2団体が本企画への意気込みを語ったインタビューページはこちら


◆平成29年度「次世代応援企画break a leg」参加団体募集!!

アイホールで上演経験のない若手カンパニーを対象に参加団体を全国的に募集します。東西問わず、たくさんのご応募をお待ちしております。

 

■応募資格
①演劇・ダンス分野において、オリジナル作品の上演を継続的に実施している、自ら若手と任じている劇
 団/カンパニーであること(公演歴のないプロデュース公演、企画公演は不可)。
②舞台技術スタッフ、制作スタッフ、仕込・バラシ・受付など公演に必要な人員、及び舞台装置や衣裳・道
 具などを自ら用意できること。
③実施期間のスケジュールで上演できること。
④過去にAI・HALLでの上演経験がある団体は、選考対象外となります。

■参加条件
①公演数は劇場と協議の上、決定する(1作品3ステージ以上の公演が望ましい)。新作・旧作・再演は問い
 ません。
②劇場と調整した上で入場料を設定し、全額、劇団/カンパニーの収入とします。
③劇場管理人件費に関しては、劇団/カンパニーに負担いただきます。
④ AI・HALL共催公演として、会場(アイホール)とその附帯設備の提供、並びに共通チラシの制作・配布、
 その他チケット販売協力・広報宣伝協力を行います。

■参加団体数
2団体程度

■提供資料
①応募申込書/指定の申込書をダウンロードしてください。 → 【PDF版】 / 【EXCEL版】

②公演企画書+演出プラン/A4サイズ、形式は自由。
③団体概要/A4サイズ、形式は自由。
④映像資料/DVD(必ずファイナライズをして他の機器で再生できることを確認してください)。上演予定
 作品の映像記録がある場合は当該DVDを、無い場合は団体の特色がわかる直近の映像資料(ただしプロ
 モーションビデオは不可。必ず舞台上演の記録物であること)。
⑤補足資料/過去の公演チラシ、舞台写真、上演予定台本(A4、表紙にタイトル・劇団名・作家名を記載)
 など。ただし、上演予定作品以外の戯曲は提出不要。

■実施期間・会場
次のいずれかの日程で実施可能なこと。仕込・リハーサル・本番をあわせて4日間を基本とします。
①2017年(平成29年) 5月25日(木)~28日(日)
②2017年(平成29年) 6月8日(木)~11日(日)
③2017年(平成29年) 6月22日(木)~25日(日)

■応募期間
2016年7月1日(金)~18日(月・祝)  22:00必着
※応募書類提出後にヒアリングをさせていただく場合がございます。その際は、こちらからご連絡をいたし
 ますので、本事業担当者と調整のうえ、来館願います。

■選考方法
ホールスタッフによる選定会議で協議の上、AI・HALLディレクター(岩崎正裕)が決定。

■発表
2016年9月下旬(予定)
当ウェブサイトにて参加団体を発表。

■留意事項
提出資料は返却いたしません。コピーしたものをご提出ください。

■応募先・お問い合わせ
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
伊丹市立演劇ホール「次世代応援企画break a leg」係
TEL: 072-782-2000 メール: info@aihall.com
【火曜日休館】


会場・お問い合わせ
AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
TEL: 072-782-2000 FAX: 072-782-8880
E-Mail: info@aihall.com Twitter: @ai_hall

 

平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
共催:伊丹市立演劇ホール

こどものための夏休みワークショップ
<創作ダンス>平成28年7月22日(金)~24日(日)
<演劇>平成28年7月29日(金)~31日(日)
【各講座全3日間】 

場所/アイホール イベントホール

対象/小学3~6年生
★必ず全日程出席できること。早退や遅刻もご遠慮ください。

定員/創作ダンス20名・演劇20名(応募者多数の場合、抽選となります)

参加費/各講座2,500円(保険料・材料費込)

 

こどもための創作ダンスワークショップ
「さあ!みんなで踊ってみよう!」

砂連尾理

からだを動かし、ダンスを踊ろう!  動かすのが恥ずかしかったら、静かなダンスを踊ろう! それでも恥ずかしかったら、止まったダンスを踊ろう! えっ、止まったままでもダンスなのって思うかもしれないけれど、世界にはそれこそたくさんのダンスがあって、激しく動くダンスもあればとてもスローなダンスもあるのです。 だからあなたがそこに立っているだけでもダンスになるし、言ってしまえば人の数だけダンスは存在します。 さあ、自由に動いてあなたのダンスを見つけてみよう!

講師:砂連尾理 

内容
・ミュージシャンが作曲さっきょくする音楽にあわせておどりをつくります。
・みんなの踊りを映像作家えいぞうさっか撮影さつえいし、プロモーションビデオにし
 ます。
・踊りのスタイルは自由! 楽しくからだを動かそう!

音楽/ぶつぐ
映像/久保田テツ

 

こどものための演劇ワークショップ
「元気!えんげき2016」

林慎一郎

とにかく遊ぼう! 飽きるまで遊ぼう! 遊ぶのに疲れたら、ご飯でも食べよう! 休み時間、授業中、放課後、公園、家ん中、友だちん家で。友だちと、お父さんと、お母さんと、お兄ちゃんと、お姉ちゃんと、おじいちゃんと、妹と、おばあちゃんと、弟と。ひとりでもいい、ふたりでもいい、みんなでもいい。 あそんだ遊びを総動員! 遊びつくしたら、新しい遊びをみんなで考えよう! 見つかったら流行らそう! 

講師:林慎一郎

内容
・「新しいあそび」を開発かいはつします。「新しい遊び」は「めっちゃもり
  あがる遊び」をめざします。
・したことのある遊び、知らなかった遊び、あらゆる遊びで、とこ
  とん遊んでみます。
・遊びをつくる様子ようすが、「おしばい」になるかも!

主催/公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
共催/伊丹市教育委員会
平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

MUM&GYPSY 10th Anniversary Tour 関連企画
地域交流プログラム
レクチャー&ワークショップ
「日本の現代演劇と、マームとジプシーの10年」

レクチャー
平成29年9月14日(木)
ワークショップ
平成29年9月12日(火)

【ワークショップ】
平成29年9月12日(火)18:00~21:00
※終了時間は予定
 
【レクチャー】
平成29年9月14日(木)19:45~21:30
※台風5号の影響により中止となった8月7日開催の振替分。
 

演劇はもとより、文学、音楽、ファッションなど、さまざまなジャンルから熱い注目を集める「マームとジプシー/藤田貴大」。
今夏、10周年記念ツアーとして、全国6都市を巡演します。伊丹公演に先駆け、関連企画として、レクチャー&ワークショップを開催します。みなさまのご参加、お待ちしております。
 
 
【ワークショップ】
藤田貴大さんを講師に迎え、「マームとジプシー」の演劇手法に
触れてみる、ワークショップです。
講師/藤田貴大 ほか
会場/アイホール イベントホール
対象/演劇経験不問。年齢不問(高校生以下不可)。
料金/2,000円  
   レクチャー割1,500円<上記レクチャー参加者>
定員/20名 
※応募者多数の場合は締切後に【抽選】を行います。抽選の結果は、当選者の「申込番号」を、9月4日(月)に当館サイトに掲載します。

【レクチャー】
日本の現代演劇史とともに、「マームとジプシー」10年間の活動を紐解きます。
講師/藤田貴大、徳永京子
会場/アイホール 3階 カルチャールームB 
料金/500円 
※ワークショップ参加者(抽選)は無料。
定員/30名 [先着順]

 

MUM&GYPSY
10th Anniversary Tour

『あっこのはなし』
平成29年 9月13日(水)19:00

『ΛΛΛ かえりの合図、まってた食卓、
そこ、きっと──────』
平成29年
9月16日(土)15:00/19:00
9月17日(日)14:00

公演詳細はこちら
→(https://www.aihall.com/mumgypsy/)


企画制作|伊丹市立演劇ホール
主催|公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団/伊丹市
助成|一般財団法人地域創造
平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

ナビロフト×伊丹想流私塾 交流企画 Visitors
虚空旅団『Voice Training』
極東退屈道場『ファントム』
空の驛舎『かえりみちの木』

伊丹想流私塾の卒塾生が、関西と名古屋の二都市でオリジナル戯曲を上演する企画、ナビロフト×伊丹想流私塾交流企画「Visitors(ビジターズ)」。アイホールでは、提携公演として、高橋恵(虚空旅団)、林慎一郎(極東退屈道場)、中村ケンシ(空の驛舎)がそれぞれ最新作を上演します。ご期待ください。

チラシ中面

◆アイホールでの公演団体
▲虚空旅団▲極東退屈道場▲空の驛舎


虚空旅団『Voice Training』

 作・演出|高橋恵

話し方教室に通うワケアリの生徒たち。善良な彼らはトレーニングを続けているが、あまり効果が上がっていない。代理講師は思い切った、改善方法を試みたが、予想外の効果があらわれはじめて…。

 

 2017年9月
 22日(金)19:30
 23日(土)14:00/18:00
 24日(日)14:00 

 

★チケット発売中!

 

公演詳細

 
 

虚空旅団(こくうりょだん)

『誰故草』より 撮影:井上信治(三等フランソワーズ)

1992年甲南女子大学演劇部OGらにより「劇団逆境VAND」を旗揚げ。2006年劇団名を「虚空旅団」に改名。年1~2回のペースで代表・劇作家・演出家の高橋恵のオリジナル戯曲を上演。徹底した取材による端正な戯曲と、「観客の気持ちを濾過し、生活にやさしく送り返す芝居」をモットーにしている。

 

 極東退屈道場『ファントム』

 作・演出|林慎一郎
 
「その街を置いてきてから、その街の夢をよくみる――。」コインロッカーの中で目覚めた6人の男女。彼らは預けられた荷物なのか。ロッカーからロッカーへ。くぐりぬけるコインロッカーの居室は、都市を構成する様々なモジュールに姿を変えていく。
 
 2017年11月
 24日(金)19:30
 25日(土)14:00/18:00
 26日(日)14:00
 
★チケット発売/2017年10月2日(月) 
 
公演詳細準備中!
 
極東退屈道場(きょくとうたいくつどうじょう)
『百式サクセション』より 撮影:清水俊洋
劇作家・演出家の林慎一郎が主宰する演劇ユニット。2007年7月活動開始。公演ごとに俳優を集める個人プロデュースの形態をとっている。「都市」を題材に、取材(主に散歩)した情報に基づき、膨大なモノローグと映像やダンスを用いた「報告劇」として立ち上げている。都市に対するその独特な切り口と、愛すべき都市生活者たちの人物造形が特徴。
 

 空の驛舎『かえりみちの木』

 作・演出|中村ケンシ
 
遠くで低く雷が鳴る。灰色の冬の空から雨が黒い線となって落ちてくる。山間の村。巨木はただそこに立っている。雨宿りをしている一人の女。都会からやってきた。行くのか戻るのか。女は雨を見つめながら思案に暮れている。
 
2018年3月
16日(金)19:30
17日(土)14:00/18:00
18日(日)11:00/15:00
 
★チケット発売/2017年12月10日(日) 
 
公演詳細準備中!
 
空の驛舎(そらのえき)
『ただ夜、夜と記されて』 撮影:小嶋謙介
2003年、劇作家・中村ケンシを中心に結成。04年『すばらしいさよなら』で旗揚げ以降、28作品を上演。今回、初めて大阪・兵庫以外での公演となる。登場人物の内面に寄り添い、会話を積み重ねて、劇世界を構築。「ヒトとヒトの関わり」と「矛盾を孕む人間の、それでも生きていこうと不条理な世界に佇む姿」を描き続けている。
★参加団体
光の領地『振って、振られて』
作|くるみざわしん 
演出|増田雄(モンゴルズシアター・カンパニー)
大阪公演/10月7日(土) @座・九条
詳細はfacebookをご覧ください。
 
■名古屋公演■
ナビロフト Visitors特設サイト こちら

 僕は前々から、名古屋は日本の真ん中くらいに位置しているのだから、日本演劇界のハブ空港みたいになれたら良いのにと思っていました。そのためにすべきことはたくさんあり、少しずつそれに向かって歩みを進めていたのですが、昨年、ナビロフトというプラットホームの運営に携わることができ、さらにこのタイミングで、伊丹想流私塾との交流企画《Visitors》を開催できるということは、とても大きなことだと思っています。
 伊丹想流私塾は、日本演劇界の中核を担う人材を次から次へと輩出している、凄い劇作家育成講座です。今回来名する四劇団はいずれも名古屋初登場、もちろん塾卒業生を座付き作家に持ち、現在、関西で大きな注目を集めている精鋭ばかりです。《Visitors》は、当地域の演劇界に大きな刺激をもたらし、関西と名古屋の都市間交流推進に大きく寄与することでしょう。そしてこの事業が、第二回目、三回目の《Visitors》に繋がり、さらには、関西以外からのビジターがこの地を訪れる道標となるよう、スタッフ一同頑張りたいと思っています。たくさんの皆様のご来場を願っています。
 演劇は、アーティストだけでなく、観客の皆様や多くの協力者、劇場や稽古場などを含む様々な環境に支えられて成り立っています。関西から名古屋へ、名古屋から全国への礎となる《Visitors》を、どうぞよろしくお願いいたします。

ナビロフト 小熊ヒデジ


※ナビロフト…北村想が代表を務めた「プロジェクト・ナビ」 が、 同劇団アトリエとして 1994 年に開設。2003 年の劇団解散後は小劇場として独立。16年には体制を一新、〈地域に根ざし、全国とつながる劇場〉を目指し運営を行っている。
※伊丹想流私塾…北村想を塾長に迎え、アイホール(兵庫県伊丹市)で1996年に開講した戯曲塾。21年もの長きにわたって塾長を務めた北村氏がこのほど退任、今春よりあらたに「伊丹想流劇塾」として開講。

主催:Visitors 実行委員会、虚空旅団、光の領地、極東退屈道場、空の驛舎
共催:ナビロフト、Loft Plan
提携:伊丹市立演劇ホール
後援:名古屋市教育委員会
制作協力:名古屋演劇教室

現代演劇レトロスペクティヴ
AI・HALL+内藤裕敬『二十世紀の退屈男』


関西小劇場の雄、南河内万歳一座の内藤裕敬が、現代演劇レトロスペクティヴに満を持して登場!

87年初演の自身の代表作『二十世紀の退屈男』を、劇団外で初上演します。

この作品の製作にあたり、出演者オーディションを開催します。ふるってのご応募、お待ちしております。


内藤裕敬よりメッセージ

せっかくの機会なので、できればイキの良い若手の方々と御一緒したいですね。

そう私が言うと、何歳くらいの方までOKですか、と必ず聞き返されるのね。

30? 35? てなことを言っているうちに、どうせ、どう見ても、どう転んだって40過ぎてる連中が「28歳です!」とやってくるに決まっとる。もう仕方がないからね、本人がイキの良い若手だと言い張るんなら、どう見てもオッサンだろうがオバハンだろうが目をつぶりましょう。そうなっちまうんだよな。

ドドーンと、ババーンと、ダダダンと、そういう内容の芝居を創るわけだから、その辺りを理解したうえでチャレンジしてね。

内藤裕敬


『二十世紀の退屈男』について

1987年初演、92年、04年と再演。六畳一間に暮らす青年の孤独と青春の残像をダイナミックかつセンチメンタルに描く佳品。第36回(1992年)岸田戯曲賞候補作。


オーディション概要

一次審査(書類)と二次審査(実技)で出演者を決定します。

応募資格○18才以上35才くらいまでの男女(高校生は不可)。
○俳優として活動を継続する意思をお持ちであれば演劇経験は不問。
○2018年1月22日(月)~2月26日(月)までの稽古・リハーサル・上演に参加できる方。
※稽古は、平日夜・土日祝14:00以降を予定、伊丹市内および大阪市西区で行います。
応募方法

以下の①~③を同封のうえ、郵送あるいは持参ください。メール・FAX不可。
①申込書(コチラ【PDF版】【EXCEL版】
②写真(上半身・全身)
③82円切手を貼った返信用封筒(定型サイズ)

応募締切2017年7月9日(日)22:00必着
宛先

〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2-4-1
アイホール「二十世紀の退屈男 オーディション」係

出演時の
待遇など
○出演者には規定の出演料を支給します(交通費・食費込)。
○チケットノルマはありませんが、公演宣伝のためにご協力をお願いします。
二次審査(実技)一次審査合格者のみ、以下の日程で行います。
日程/①2017年7月22日(土)15:30~順次  ②2017年7月23日(日)15:30~順次
会場/アイホール カルチャールーム
※応募申込書に参加可能な日程を記載ください(両日希望可)。
※一次審査結果通知(郵送)にて参加日時をお知らせします。

公演概要

現代演劇レトロスペクティヴ
AI・HALL+内藤裕敬『二十世紀の退屈男』

初  演南河内万歳一座(1987年)
戯  曲『内藤裕敬/劇風録其之壱』(ビレッジプレス)
作・演出内藤裕敬  
公演日程2018年2月22日(木)~26日(月) 計6回公演<予定>   
公演会場アイホール(伊丹市立演劇ホール)

内藤裕敬(ないとう・ひろのり)
1959年生まれ。南河内万歳一座・座長。79年大阪芸術大学に入学し、故・秋浜悟史教授に師事。
80年、南河内万歳一座を『蛇姫様』(作・唐十郎)で旗揚げ。以降、全作品の作・演出を手掛ける。
また、様々なキャストにより再演を重ねている即興劇『青木さん家の奥さん』やKARA COMPLEX『調教師』(作:唐十郎、出演:椎名桔平・萩原聖人・黒木メイサ 他)や『すうねるところ』『ハルナガニ』(作:木皿泉、主演:薬師丸ひろこ)、『真田風雲録』(作:福田善之)の演出、『魔術』(出演:中山美穂 他)の作・演出など、劇団外での作・演出も多数。
2000年読売演劇大賞・優秀演出家賞。


「現代演劇レトロスペクティヴ」とは

1960年代以降の、時代を画した現代演劇作品を、関西を中心に活躍する演劇人によって上演、再検証する企画。現代演劇の歴史を俯瞰し、時代に左右されない普遍性を見出すとともに、これからの新たな演劇表現の可能性を探る企画です。

 

お問い合わせ/アイホール(伊丹市立演劇ホール)
TEL 072-782-2000 メール info@aihall.com
※9:00~22:00・火曜休館


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール

文化庁ロゴH29平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業


過去の現代演劇レトロスペクティヴ

2011年 / 2012年 / 2013年 / 2014年  / 2015年  / 2016年

アイフェス!!2018(AI・HALL中学高校演劇フェスティバル)

平成30年3月27日(火)~28日(水)

平成30年
3月27日(火) 9:30
3月28日(水) 9:30

『アイフェス!!』は、伊丹市内の中学高校演劇部が今年一年の集大成を見せるフェスティバルです。
各校が、劇場の機材や装置をフルに使い、渾身の作品を上演。
今年は伊丹の6つの中学高校演劇部に加え、特別参加校として兵庫県立東播磨高等学校が出演。それぞれの自信作が、2日間に渡り次々登場します。
今年もいよいよ開演! 熱く燃えよ、演劇都市・伊丹!!

3月27日(火)
9:30 開会式
9:45 伊丹市立松崎中学校『今、ここにいること。』

あなたにとって家族とはなんですか?
―母と父と三人で暮らしている、中学二年生の愛。夏休みのある日、愛は綺麗なネックレスを拾った。そして、その日の夜に夢をみた。上手くいかない現実と変わらない部活の夢。だけど、夢の中には一人だけ見覚えの ない少女がいた。少女はふとこう言った。「大丈夫だよ、お姉ちゃん」

11:20 伊丹市立伊丹高等学校『くらえ、ジャスティスビ―ム!!!』

我が名は正義のヒーロー、ジャスティスマン! 悪を滅ぼし正義を貫き、 闇夜を照らす! 必殺技はジャスティスビーム(練習中)だ! さぁ、全国のチビッ子たち! 何か困った事があったら、なんでもジャスティスマンに相談してくれ! トイレ掃除から白アリ駆除までなんでもやってあげよう! 連絡先は0120-555-1160。GoGoGoヒーロー、で覚えてくれ。それではジャスティス!!

13:45 兵庫県立伊丹西高等学校『君と言葉を紡ぐ場所』

駆け出しの新人作家のあらた、新の編集者・和樹、写真家の若菜。
2 年ぶりに再会する3 人。この再会が3 人の止まっていた運命を進め出す。そして、新の婚約者・渚と新の行き着く終着点とは。

15:20 [特別参加校]兵庫県立東播磨高等学校『Re・サイクル』

通用門横のブラジル松が切られるらしい。
毎日毎日、たくさんの生徒がそこを自転車で通り過ぎていく。
冬は風に凍えながら、夏は虫をはらいのけながら、雨の日は合羽を着て。
ブラジル松がなくなってもその光景は変わらない。
回転する車輪のように繰り返していくのだろう。

16:55 1日目講評

3月28日(水)
9:30 2日目開会
9:40 伊丹市立西中学校『書物の塔』

ある日、小井手先生の様子がいつもと違うと感じたかなで龍斗りゅうと彩琴あこ依夢いむは、その理由を確かめるため調べ始める。そこで先生の家に向かった奏は道に迷い古ぼけた塔に辿りつく。中には謎めいた2 人組。
果たして奏たちは真実に辿りつけるのか。謎の2 人組の目的、そして正体は…。

11:00 伊丹市立南中学校『夢電車~現在、過去そして未来~』

夢の中で走る、幻の電車。過去、現在、未来。そこで出会った、津奈美、龍也、舞緒の3人はどんな夢を描くのか。終点までお付き合いよろしくお願いします。
―あなたはどんな夢を描きますか?―

13:35 兵庫県立伊丹高等学校『ホット・チョコレート』

ミオが言った。音楽が大きくて聞こえない。
「何?」
「抱きしめられたら、どんな気持ちなのかなぁ?」
「…さぁ」
三年の夏、期末テスト。キッコから突然の引っ越しを告げられるミオ。
変わるもの。変えられないもの。変わらないもの。それぞれに気づけたなら、わたしたちはどこにいたって笑いあえる。

15:35 2日目講評・表彰式


料金/無料


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
後援/伊丹市教育委員会
文化庁ロゴH29平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

AI・HALLリーディング
『ジハード―Djihad―』

令和3年9月26日(日)

令和3年
9月26日(日)11:00/15:30★
※受付開始は開演の40分前。開場は開演の30分前。
★終演後、シアタートーク[瀬戸山美咲×岩崎正裕]を開催。


彼らはなぜ”ジハード”へ向かうのか―

“いま”注目すべき旬の作家や話題の作品を、ドラマ・リーディング形式で紹介する「AI・HALLリーディング」。

今年度は、モロッコ系移民というバックグラウンドを持つベルギー出身の作家イスマエル・サイディが、生まれ持った宗教や人種により偏見や差別に苦しむ移民2世の青年たちの、寄る辺ない心や不条理な現状をユーモアを交えて描く青春群像劇を、瀬戸山美咲の演出で上演。関西で活躍する個性豊かな俳優陣によるリーディング公演にご期待ください。

ベルギーのブリュッセルに住む移民2世の若者3人。
彼らは〈ジハード(聖戦)〉に参加するため、内戦の続くシリアに向かう。
ベルギー社会とイスラム教コミュニティのはざまで、自分の愛するものを禁じられ、行き場のない思いを抱え、「ここではないどこか」を求めて旅立った彼らは、戦場で何を見つけるのか。
若者たちの情熱と愛の行方とは――。


■料金/
一般 前売1,800円(当日2,200円)
18才以下 500円(前売・当日とも/要証明書)
【日時指定・整理番号付・自由席】
※18才以下の方は、当日年齢を証明できるものをご提示ください。
※開場時、前売券のお客様よりご入場いただきます。
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※チケットの購入にあたり、氏名・ご連絡先をお知らせください。


■プロフィール

作者/イスマエル・サイディ(Ismaël Saidi)

劇作家、映画監督、演出家、俳優。
1976年、モロッコ系移民の子として、ベルギー首都圏のサン=ジョス=タン=ノードで生まれる。大学で広報学と社会科学を学んだのち、短編映画の脚本執筆、監督をはじめる。2010年、自身初の長編映画『アハメッド・ガショー』を公開(監督・脚本)。2013年11月に劇場公開された、多文化性を主題にした喜劇である長編映画『モロッコのジゴロたち』で第五回マグリット映画賞を受賞。2014年12月にブリュッセルで『ジハード-Djihad-』を初演。テロリストによる大量虐殺事件が続くベルギー、次いでフランスで反響を呼び上演依頼が殺到した。本作はベルギーに於いて「教育のツール」「公共の利益」として公式に宣言された。

 

演出/瀬戸山美咲(せとやま・みさき)

劇作家・演出家・ミナモザ主宰。
1977年、東京都生まれ。2016年『彼らの敵』で第23回読売演劇大賞優秀作品賞の受賞をはじめ、読売演劇大賞優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など数々の賞を受賞。近作に、『染、色』『あの出来事』(ともに演出)、改訂版『埒もなく汚れなく』(作・演出)、『THE NETHER』『My friend Jekyll』(ともに上演台本・演出)、『オレステスとピュラデス』(作)など。2021年、現代能楽集『幸福論』(長田育恵と共作・演出)で第28回読売演劇大賞選考委員特別賞ならびに優秀演出家賞受賞。ドラマ『金色の海』、映画『アズミ・ハルコは行方不明』『リバーズ・エッジ』などの脚本も手がける。


企画製作/伊丹市立演劇ホール
制作協力/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

協力/公益社団法人国際演劇協会日本センター
主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
助成/
文化庁ロゴ文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

独立行政法人日本芸術文化振興会


★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

九雀の噺 ~in いたみ~

令和3年10月16日(土)

令和3年10月16日(土)14:00
※受付開始は開演の40分前。開場は開演30分前。
※終演予定16時30分。


噺家と関西で活躍する役者たちが一堂に会し、そのとき限りの“一座”を結成!
落語、落語的手法による芝居「噺劇(はなしげき)」、曲芸…ect。
お祭りのような、にぎやかな一日をお楽しみください。


■チケット/
3,500円(前売・当日とも)【全席指定】
※チケット購入にあたり、氏名・連絡先をお知らせください。


噺 劇(はなしげき)
「落語」と「演劇」の特性を活かし、落語の演目を芝居として上演する桂九雀の企画。
2005年より継続的に開催されており、『文遣い』『芝浜』などの多くのレパートリーがある。多数の登場人物を一人で演じる落語とは異なり劇では複数の役者が複数の登場人物を演じる。俳優は着物で演じ、使う小道具は扇子と手ぬぐいのみ。また、舞台装置や照明変化はなく、音楽・効果音は三味線・鳴り物の生演奏で行われる。


撮影:佐藤浩

■プロフィール
桂九雀(かつら・くじゃく)
昭和54年、桂枝雀に入門。平成2年NHK新人演芸大賞優秀賞受賞。マイクロフォンを使う必要のない会場で、生の声、生の三味線、生の鳴物による 落語会の開催に力を入れている。古典落語だけでなく、上方落語独特の演出「ハメモノ」を和楽器以外で演奏する新作落語や、吹奏楽団と創作した吹奏楽落語なども手がける。また、劇団リリパットアーミーへの出演や内藤裕敬(南河内万歳一座)との協働作業など、関西小劇場との繋がりも深い。


★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

 


主催/公益財団法人いたみ・文化スポーツ財団、伊丹市
企画/
伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

 

 

「みんなの劇場」こどもプログラム
『かむじゆうのぼうけん~はじまりのクリスマス~』

令和3年12月18日(土)・19日(日)

令和3年
12月18日(土)10:0014:00 
12月19日(日)10:0014:00

※ご好評により全ての回完売しております。また、当日券の販売もございません。
※受付・開場 は開演の30分前。
※上演時間は、休憩を含め2時間30分程度を予定。
※おすすめ年齢:4~10歳
(あくまで目安です。ぜひご兄弟でご参加ください)


ぼく、かむじゆう。
さばくで、しっぽとふたりぼっちでくらしているんだ。
あれ? とおくのほうから、へんてこな音が聞こえてくる。この音は、なんだろう?
なんだか、ゾクゾクしてくるよ。

ようこそ、劇場のクリスマスへ

『かむじゆうのぼうけん~うみのしゃぼんだま~』(2021年2月14日~15日) 撮影=中才知弥(StudioCheer)

劇場には、明かりや音、舞台セットや俳優さんなど、面白いものがいっぱい! そこに、こどもたちの想像 / 創造力をプラスして、おはなしの世界でたっぷり遊びましょう♪
お芝居の鑑賞と工作やダンスなど、目も手も体も動かして、みんなでクリスマスのお話を完成させましょう!
※本公演は、アイホール「イベントホール利用案内」に基づき開催します。こどもから大人まで、一緒に過ごせるように、みなさまのご理解とご協力お願いいたします。

『かむじゆうのぼうけん~うみのしゃぼんだま~』(2021年2月14日~15日) 撮影=中才知弥(StudioCheer)

あらすじ
真っ赤な太陽が沈む砂漠でひとりぼっちで暮らす怪獣“かむじゆう”は、へんてこな音がきっかけで冒険にでかけました。冒険の先で、トナカイと雪だるまに出会います。仲良くなった3人は、かむじゆうが暮らす砂漠を目指します。けれど、暑い砂漠では、雪だるまは溶けてしまいます。果たして、怪獣とトナカイとゆきだるまの3人は、無事にクリスマスを迎えられるでしょうか。


持ち物/
・ハサミ
・セロハンテープ
・汚れてもいい動きやすい服装
・靴袋
※靴を脱いで遊びます。
※途中入退場自由。
※持ち物に名前を記入しておいてください。
※授乳室はございませんが、必要な方はスタッフにお声掛けください。


チケット/
おとな(16歳以上) 前売2,000円 (当日2,300円)
こども(4歳以上) 前売500円 (当日700円)
※4歳未満のお子様は保護者1名につき1名まで無料。保護者同伴。


― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

 

■来館時に検温を実施します。当日も、発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■乳幼児以外マスクを着用してご参加ください。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。あわせて「兵庫県新型コロナ追跡システム」のご利用を推奨します。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
後援/伊丹市教育委員会
京都芸術センター制作支援事業
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

伊丹想流劇塾第5期生公演
『来るべき日のために』

令和4年1月10日(月・祝)

令和4年1月10日(月・祝)14:00
【入場無料・要予約制】
※開場は開演の30分前。
※上演時間140分を予定(途中休憩含む)


劇作家養成のための戯曲講座「伊丹想流劇塾」。
短編の執筆・改稿を繰り返し筆力を磨いてきた塾生たちの成果を塾生12名が自らが出演し、リーディング上演します。
演出は塾頭・岩崎正裕と師範のサリngROCKが務めます。
劇作家の卵たちが送る、趣向をこらした短編戯曲の朗読会にご期待ください。


伊丹想流劇塾は演劇の台本を書く講座です。演劇の台本を「戯曲」と呼びます。「戯曲」は対話を主体とする文学です。例年ならば関西で活躍する演出家や俳優が集い、塾生が書いた10分の短編を連続上演するのですが、諸事情により今年度はそれが叶いません。けれども、「戯曲」は声に出した時にこそ真価が問われるのです。ならば塾生で読んでしまおうというのが今回の試みです。お題は「来るべき日のために」。人の営みには良い事であれ悪い事であれ、いくつもの「来るべき日」が用意されています。恋愛の果ての来るべき日とは。家族にとっての来るべき日とは。劇場にとっての来るべき日とは。準備に余念のない人びとの物語、連作です。それぞれが苦心して練り上げた作品、塾生にとっては発表の日こそが、来るべき日となるのでしょう。皆様のご来場をお待ちしております。

 

伊丹想流劇塾 塾頭 岩崎正裕


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

         ★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれない場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆ご予約にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

ニットキャップシアター 第41回公演
『チェーホフも鳥の名前』

令和4年1月14日(金)~17日(月)

令和4年
1月14日(金)18:30
1月15日(土)13:00/18:00
1月16
日(日)
14:00
1月17日(月)14:00

※受付開始/開演の45分前。開場/開演の30分前。


第64回岸田國士戯曲賞最終候補作品
サハリン島のある街と人々の暮らしを描いた、約100 年のクロニクル!
待望の再演決定。

民族楽器の生演奏、歌やダンスなどさまざまな舞台手法と「言葉」を組み合わせ、イマジネーション豊かな作品を創作する、ニットキャップシアター。

今回は、日本とロシアに挟まれた島、サハリン島が舞台。この島には、「チェーホフ」と名付けられた街があります。ロシア人、日本人、朝鮮人、「二ヴフ」や「アイヌ」などの北方民族  ―― この街に暮らした様々な人々が、ときに国家間の思惑によって翻弄されながらも生活する様子を、アントン・チェーホフや宮沢賢治ら、かつてこの島を訪れた作家たちの眼差しとともに辿ります。


チケット
一般 3,800円(当日4,000円)
ユース(25歳以下)・学生 2500円(前売・当日とも)
高校生以下 1,000円(前売・当日とも)
ペア 7,000円(前売のみ)
【日時指定・整理番号付・自由席】
※開場時、前売券のお客様よりご入場いただきます。
※ユース、学生、高校生以下は当日要証明書
※未就学児のご入場は不可

★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれないなど、感染拡大予防に不安を感じる場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席やロビーでは、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆チケット購入にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。
◆ご来館の際は、兵庫県が提供する「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録にご協力ください(ロビーにQRコードを提示しています)。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●舞台と客席は2m程度の距離をとります。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
助成/
文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

京都芸術センター制作支援事業

アイフェス!!2022
(AI・HALL中学高校演劇フェスティバル)

令和4年3月27日(日)~28(月)

令和4年
3月27日(日)9:30~ <中学の部>
3月28日(月)9:25~ <高校の部>


『アイフェス!!』は、伊丹市内の7つの中学高校演劇部が出演し、それぞれの自信作を披露するフェスティバルです。
劇場の機材や装置をフルに使い、各校が渾身の作品を上演。
今年もいよいよ開演! 熱く燃えよ、演劇都市・伊丹!!

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入場制限を設けております。お申込みは各校演劇部、またはアイホールへお問い合わせください。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、開催内容を変更・中止する場合がございます。


3月27日(日)
9:30~ 開会式

9:40~ 伊丹市立松崎中学校
 『月下香』

11:25~ 伊丹市立南中学校
 『紫色の逃亡』

14:10~ 伊丹市立西中学校
 『私を着た俺』

15:35~ 講評

3月28日(月)
9:25~ 開会式

9:35~ 兵庫県立伊丹高等学校
 『電話をかけても、誰も…』

11:30~ 兵庫県立伊丹北高等学校
 『滑走路』
14:15~ 伊丹市立伊丹高等学校
 『空はここに』

16:10~ 兵庫県立伊丹西高等学校
 『ロクブンノサン\(^О^)/ゲキジョー(ロクブンノサンオワタゲキジョー)
17:40~ 講評

※講評は、原則、上演校のみの参加となります。

― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

■来館時に検温を実施します。当日も、37.5℃以上の発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。また、接遇スタッフはマスクを着用し、対応させていただきます。
■客席では、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
■舞台と客席は2m程度の距離をとります。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。あわせて「兵庫県新型コロナ追跡システム」のご利用を推奨します。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
助成/文化庁文化芸術振興費補助金
      (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
       独立行政法人日本芸術文化振興会

伊丹想流劇塾 第6期

戯曲をまだ書いたことのない、そんなあなたも
伊丹想流劇塾で「あなただけの作品」を書きませんか?
関西演劇界を牽引する岩崎正裕とサリngROCKのもと
仲間と一緒に、唯一無二の作品を生み出そう!

【伊丹想流劇塾について】
現役の劇作家が指導する戯曲講座の草分けとして平成8年(1996年)に「伊丹想流私塾」は開講。劇作家・北村想による「哲学」のもと、“知的な遊びの場”として、塾生が主体的に考え、自身の表現を研鑽する場として始まり、今まで200名近い塾生が巣立っていきました。
「伊丹想流劇塾」は、劇作家・岩崎正裕を塾頭に2017年に私塾をリニューアル。戯曲創作の面白さや演劇の奥深さを探求する場として、現在までに、54名の塾生が修了しています。

【カリキュラム】
本講座では、毎月異なる課題と、レクチャー・執筆・講評・改稿の繰り返しによって、「書く力」を鍛え、戯曲や演劇についての見識を深めていきます。
塾生は、塾頭から出された“お題”をもとに執筆した短編戯曲を毎回提出。師範が提出戯曲の講評・添削を行い、受講生はそれをもとに改稿を行います。次の講義日には、塾頭による改訂稿の講評とレクチャーを行い、更に次の新たな課題が与えられます。

最終的には、10分程度の台本を仕上げ、岩崎塾頭とサリng師範の演出のもと、塾生自身による一般公開の”読み合わせ会”を行います。


期間
【講義】令和4年 6月8日、6月22日☆、7月6日、7月20日☆、8月3日、8月17日☆、9月7日、9月28日☆、10月12日、10月26日☆、11月9日、11月23日☆、12月7日、12月21日☆、令和5年1月11日
水曜日19:00~21:30(計15回)
☆は塾頭・岩崎正裕によるレクチャー日。
【読み合わせ会】
令和5年1月29日(日)
※令和5年1月以降の準備期間(改訂・稽古)にも参加のこと。また、読み合わせ会当日は終日参加。
応募条件女、年齢問わず
募集人数12名
受講料54,000円(2回分納)

【学生・ユース】
条件/学生及び25歳以下の者で、塾頭並びに師範がとくに認めた者に限る。
受講料/42,000円(2回分納)


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画製作/伊丹市立演劇ホール

「みんなの劇場」こどもプログラム
市立伊丹ミュージアムオープン記念
いいむろなおきマイムカンパニー
『かえるの? 王子さま』

令和4年5月28日(土)~29日(日)

令和4年
5月28日(土) 11:00 / 15:00
5月29日(日) 11:00 / 15:00
※受付は開演45分前。開場は開演の30分前。
※上演時間は約60分。
※おすすめ年齢:3歳以上
(あくまで目安です。ぜひご兄弟・ご家族でご来場ください)
※当館には、授乳やオムツ換えの設備はありません。必要な方はお声掛けください。
※演出の都合により、開演後の途中入場を制限させていただく場合がございます。

『かえるの? 王子さま』予告映像公開中!


“わあっ”とおどろくしかけがいっぱい!
おとなもこどもも楽しめる
ゆかいでふしぎなぼうけんストーリー

 

■あらすじ/
「ここはどこ?」。旅に出ていた王子さまはそろそろお家に帰りたくなったけど…あれ? お家はどっちだ?
風にとばされたり、海に落っこちたり、だいじなカバンをなくしちゃったり…
さてさて、王子さまは無事にお家に帰れるのでしょうか…?

パントマイムのあの手この手をたっぷりつめこんだスピード感あふれる舞台が、劇場全体を幻想的な世界へとつくりあげます。こどもたちの好奇心をくすぐる無言劇。家族みんなでご来場ください。


■チケット/
おとな 前売2,500円(当日3,000円)
こども(3歳以上中学生以下) 前売1,500円(当日2,000円)
【日時指定・入場整理番号付自由席・当日精算】
※3歳未満のお子様は保護者1名につき1名まで膝上鑑賞無料。
※チケットのご精算は、公演当日となります。
※ご予約のキャンセルをされる場合は、必ずご連絡をお願いいたします。

― 新型コロナウイルス感染症拡大防止策について ―

■来館時に検温を実施します。当日も、発熱、せき、咽頭痛など風邪に似た症状がある場合はご参加いただけません。
■館内に手指消毒薬を設置しています。こまめに手指の消毒をお願いします。
■ホール内は常に換気を行います。
■乳幼児以外マスクを着用してご参加ください。
■緊急事態に備えて、ご連絡先をうかがいます。


主催/公益財団法人いたみ・文化スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール
後援/伊丹市教育委員会
助成/

令和4年度 次世代応援企画 break a leg

次世代応援企画 break a leg ファイナル!!

「break a leg(ブレイク ア レグ)」とは、これからパフォーマンスを始める人に向かって「成功を祈る」という意味で用いられるフレーズ。
本企画では、アイホールで上演機会のなかった若手表現者に会場を提供し、次代を担う才能の発掘・育成を目指しました。
ファイナルとなる今回も、新風を吹き込んでくれる表現者たちの競演にご期待ください。


努力クラブの作品世界は徹底してネガティブでありながら清々しい。世間一般からは蔑まれ、疎まれるような人物を、合田団地さんの眼差しは優しく掬い取ろうとする。シニカルな笑いにまぶして。現在、身動き出来なくなってしまった社会と努力クラブの生み出す新作は響き合うのだろう。
プロトテアトルは対話劇の高みを目指していると感じた。演技者の質の高いアンサンブルは演出者との綿密な作業からしか生まれない。スタッフワークの総合力がしっかりと劇に厚みを与えている。再演とのことであるが、FO ペレイラ宏一朗さんは加筆修正に意欲ありとのこと。仕上がりに期待したい。
さて10回目を数えるbreak a legであるが、今回で一区切りとなる。区切りなど必要ないはずだ、と本音では思う。これまで関わってくれた団体が活動を継続してくれることで、これまでのアイホールは報われる。問題はこれから。

アイホール・ディレクター 岩崎正裕

 

 

努力クラブは京都・大阪・東京に至る広範囲で、秀作を驚異のペースで量産してきました。細やかな心の機微を掬いとるミニマルな会話劇を土台とし、ペーソスを交えたユーモアでコーティングされた等身大の後ろ暗い感情がふいに爆発したりしなかったりする独自の劇世界が、ダメダメな今の世界をどう映すのか映さないのか。プロトテアトルは実験性を巧みに紛れ込ませた端正な戯曲と、それを誠実に立ち上げる演出、また外部出演でも際立った個性を見せる俳優陣の安定した実力も相まって、信用に値する堅実な歩みを進めてきました。両団体とも積み上げてきたキャリア・実力とも申し分なく、アイホールには満を持しての登場と言えます。
さてこのbreak a leg、今回でおしまいらしいです。なんじゃそれー。ゆくゆくはもっともっと色んな新しい風をアイホールに吹かせたかった。まあだからといってもちろん両団体には有終の美なんて飾らないでいただきたい。世の中むちゃくちゃなので、ケガしない程度にむちゃくちゃやってください。

選考委員 三田村啓示


◆2022年度参加団体

努力クラブ 第15回公演『誰かが想うよりも私は』

ネガティブな/ネガティブとされている、私的で後ろめたい事象や感情を題材とした”コメディ”を得意とする努力クラブ。
座付作家の合田団地が本作で描くのは、恋を成就させるために手段を問わず行動する”すぐに好きな人ができる女の子”。
繊細な人間関係や暗い欲望、冴えない感情などを、大げさにすることなく坦々と取り扱うことで、現代社会を切り取ったようなリアリティ溢れる人間関係の機微を映し出す。

 


作・演出/合田団地

6月4日(土)14:00/19:00
6月5日(日)11:00/15:00

★チケット発売4月15日(金)~


公演詳細

努力クラブ[京都]
2011年に合田団地と佐々木峻一を中心に結成。京都を拠点に活動。神戸アートビレッジセンター「KAVC FLAG COMPANY 2020-2021」、ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”2022年度に選出。また、作・演出の合田団地が京都芸術センター「KAC Performing Arts Program 」にて委託を受け作品制作を行うなど、精力的に活動している。
ネガティブな題材を用いてコメディをする。なんとなく嫌なものに対しての救いになりたいというのが、僕らの希望です。嗚呼、駄目なものに対して優しくありたい。
https://doryokukurabu.blogspot.com/

 

プロトテアトル第11回公演『レディカンヴァセイション(リライト)』

「私は今ここにいて 話しかけている」
大きな地震により、山の奥深くのとあるビルに生き埋めになった人たち。救助は来ず、暗闇の中で生まれていく交流、すれ違い。過ごした時間、交わした会話を通じて、極限状態の人間を描く。
大学生、自殺志願者、警備員など異なる理由でたまたまその場に居合わせた11人は、瓦礫に埋まり身動きも取れない。光も届かず周りの状態もわからない、そんな極限状況の中、彼らは何を話し、何を思うのか。
「会話をしようよ」というタイトルに加え、初演時の台本を書き直して再構築する本作には「re write」と共に「re light」という意味を込めた。祈りにも似た、希望を内包する会話の劇。

 

作・演出/FOペレイラ宏一朗
6月11日(土)14:00/18:00
6月12日(日)11:00/15:00

★チケット発売/4月9日(土)~


公演詳細

プロトテアトル[大阪]
「protothéâtre=試作劇場(あるいは試作演劇)」
2013 年 6 月、主宰 FOペレイラ宏一朗を中心に近畿大学に通う同級生で旗揚げ。扱う作品に決まった形はないが、誰もが共感できる出来事を扱うことが多い。静かでリアルな会話を主とし、観客の過去の思い出や経験を呼び起こす。「借景」に似た作り方をしている。短編演劇祭『フェスティバル』など、本公演だけでなく独自の企画や、ペレイラの母校でもある京都の夜間定時制高校を舞台にした作品で学校公演なども行っている。
2015年、ウイングカップ 5 最優秀賞受賞。2019年、KAVC FLAG COMPANY 2019-2020に選出。同年、『どこよりも遠く、どこでもあった場所。あるいは、どこよりも近く、何もない。』が第26回OMS戯曲賞の最終候補にノミネート。
http://www.prototheatre.com/

 


 

次世代応援企画break a leg 関連企画
「試作と努力、舞台美術」

次世代応援企画break a legの最終開催となる今回、選出されたプロトテアトルと努力クラブは、同じプランナーの手による舞台美術になります。そこで、舞台美術を切り口に、より両団体を楽しんでいただける展示を開催いたします。
劇場のエントランスでは、架空の舞台美術としてのインスタレーション作品「2002/2022」が来場者をお迎えします。
総合タイトルである『試作と努力』両団体の劇団名(プロトテアトルは「protothéâtre=試作劇場(あるいは試作演劇)」)と多くの「試作」と「努力」を積み重ねて実現する舞台美術の有り様を表しています。

 

日程:

6/4(土)〜6/12(日)9:30〜21:00
※6/5(日),6/12(日)18:00まで
※6/7(火)休館
※上演日は鑑賞できる時間が限られますので、WEBサイトをご確認ください。

WEBサイト

会場:アイホール 1Fホワイエ
入場無料


◎「プロトテアトルと努力クラブの舞台美術」展

今回「break a leg」の両公演も含めて、同じ美術プランナー(松本謙一郎)による両団体の直近3作品の舞台美術を、現物の装置と図面やスケッチ・模型・写真などにより展示します。舞台よりさらに近くで、両団体の作品世界とその裏側に触れていただくことが出来ます。


◎山口良太インスタレーション作品「2002/2022」

関西の小劇場を始め幅広く活躍するグラフィックデザイナー・山口良太氏が「舞台美術」としてつくったインスタレーション作品。学生劇団出身である山口氏が、まさに次世代として「演劇とデザイン」に出会った2002年を、グラフィカルな空間と私小説的な物語で表現する“架空の演劇” の “架空の舞台美術”である。

★問い合わせ先

努力クラブ/MAIL:doryokukurabu@yahoo.co.jp
      TEL  :080‐8442‐2080(制作)
プロトテアトル/MAIL:prototheater@gmail.com
        TEL:090‐6663‐4812(劇団制作)
松本謙一郎/TEL:090-9169-8755
      MAIL:thinkinghand@gmail.com 


◆合田団地(努力クラブ)×FOペレイラ宏一朗(プロトテアトル)インタビュー 

観劇の前後に、ぜひご一読ください。

2022年度次世代応援企画break a leg 合田団地(努力クラブ)×FOペレイラ宏一朗(プロトテアトル)インタビュー


会場・お問い合わせ
AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
TEL: 072-782-2000 FAX: 072-782-8880
E-Mail: info@aihall.com Twitter: @ai_hall

共催:伊丹市立演劇ホール

「高校生のための戯曲講座2022」

令和4年8月8日(月)~15日(月) 

令和4年
8月8日(月)
8月15日(月)
10:00~12:00 
〈全2回〉


この夏、戯曲の執筆に挑戦してみませんか?
まだ書いたことがない、どんなものを書けばいいかわからない…。
そんなあなたでも大丈夫! 関西で活躍する劇作家から、戯曲執筆のノウハウを学びます。
あなたにしか書けない作品を創り出そう!

<講師からのメッセージ>

土橋淳志(A級MissingLink)

戯曲を書いたことはないけど書いてみたい、もしくは、書いたことはあるけど、もっと面白い戯曲を書いてみたい高校生の皆様、是非この講座に参加してみてください。「何を、どう書くか?」の「どう書くか?」の部分には実はコツというか、定石が幾つもあります。まず基礎からですね。そして、それらを学んだ上で本当に皆さんにしか書けない「何を」を書いてみませんか? それはきっと素敵な戯曲になると思います。

 

中嶋悠紀子(プラズマみかん)

その昔、トキワ荘という木造アパートでは、手塚治虫先生や藤子不二雄先生、石ノ森章太郎先生、赤塚不二夫先生などが共に暮らし、切磋琢磨しながら漫画の腕を磨いたそうです。個々の血の滲むような努力があったことはもちろんでしょう。しかし同時に、トキワ荘という環境があったからこそ、とも言えます。今年の戯曲講座は2日間の開催ですが、同じくこの場所が劇作を志す同志たちのトキワ荘となれるように、私たちも全力でアシストしたいと思います。


会場/アイホール カルチャールーム
対象/高校生
定員/10名程度(先着順・原則両日参加できる者)
参加費/1,500円(当日支払い)
事前課題/あり。読書用課題戯曲と提出課題
持ち物/読書用課題戯曲(受講者に事前に送付)、筆記用具

※受講が確定後、順次事前課題の詳細・〆切についてのご案内を郵送いたします。


主催/公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団、伊丹市
企画/伊丹市立演劇ホール

〈鳴く虫と郷町関連企画〉
焼酎亭 AI・HALL寄席~憩い~

令和4年9月10日(土)

令和4年
9月10日(土)13:00/17:00
※受付・開場は、開演の30分前。

【出演者変更のお知らせ】
昼席:焼酎亭呑介(田所草子)と焼酎亭みかづき(rikka)が降板し、焼酎亭ちどり(大原哲秀)と焼酎亭八海山(千田訓子)が出演いたします。


焼酎亭AI・HALL寄席が「鳴く虫と郷町」に登場!

関西演劇界を中心に活躍する俳優陣が古典落語に挑む、焼酎亭一門。
現在では100名を超えるメンバーが、大阪や東京のみならず日本全国で活動しています。
イベントホールロビーにてカジュアルな落語会を開催。
「鳴く虫と郷町」は2006年に始まった伊丹の秋の恒例行事です。
“役者”による古典落語の世界を、鳴く虫の音とともに気軽にお楽しみください。

「鳴く虫と郷町」の詳細はこちら → https://nakumushi.com/

  

  


■出演/
【昼席】13:00
焼酎亭呑介(田所草子)
焼酎亭ロック(谷屋俊輔)
焼酎亭杏露(石井テル子)
焼酎亭福寿(松村里美)
焼酎亭みかづき(rikka)
焼酎亭ちどり(大原哲秀)
焼酎亭八海山(千田訓子)

【夜席】17:00
焼酎亭ウーロン(西村朋恵)
焼酎亭あたりめ(山口いずみ)
焼酎亭菊正宗(菊地秀之)
焼酎亭赤鹿毛(阿部遼子)
焼酎亭くれよん(しんちゃん)

 

 

お囃子/
焼酎亭紅茶(峯素子)
焼酎亭ちどり(大原哲秀)
焼酎亭菊正宗(菊地秀之)
焼酎亭ヴォジョレー(大森千裕)
焼酎亭マルゲリータ(太田浩司)
平林之英
来離居無亭檸檬(井田十囲)

席亭/
焼酎亭七夕(宮川サキ)
焼酎亭菊正宗(菊地秀之)

■料金/
1,000円(ご予約のみ・当日精算)
【全席自由】

配信チケット 1,000円(焼酎亭のみ取り扱い)


         ★新型コロナウイルス感染拡大予防対策について★
本公演は、アイホールの「イベントホール利用案内」に基づき開催します。ご来場にあたり、以下をご確認のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。

◆お客様へお願い
◆館内・客席では必ずマスクの着用をお願いします。
◆公演当日、咳・発熱など体調がすぐれない場合はご来場をお控えください。
◆来館時、入口で検温を行います。発熱(37.5度以上)の症状がある場合はご入場いただけません。
◆こまめな手洗い・手指消毒にご協力ください。
◆客席では、一定の対人距離の確保に努めていただくとともに、ご飲食・ご歓談はお控えください。
◆ご予約にあたり、ご来場者の氏名と連絡先をお知らせください。後日、観客や関係者から新型コロナウイルスへの感染が判明した場合、追跡調査のために保健所等の医療機関に情報を提供させていただきます。

●本公演における予防対策
●消毒用アルコールの設置、会場各所(客席・手すりなど)の消毒・清掃を強化します。
●接遇スタッフはマスク等を着用し、対応させていただきます。

次世代応援企画break a leg について

本企画は、演劇・ダンスの分野で、継続的に活動を続けている若手の劇団やカンパニーを対象とした支援事業として、平成24年度~令和4年度と約10年間実施していました。

 

当館で上演機会のなかった意欲ある若手カンパニーをバックアップし、次代を担う若手表現者の発掘と育成を目的としており、本事業を通じて、演劇界やダンス界を牽引する新たな創り手の出現を期待するとともに、地域で活動する若い表現者たちへの刺激を与えてきました。団体の選考には、歴代の当館ディレクターや関西で活躍する演劇人が携わりました。

 

このページでは、本企画に参加いただいた計21団体の公演内容やインタビューなどのアーカイブを集約しています。

 

 

【これまでの選考委員】

平成24年度~26年度 岩崎正裕
小倉由佳子
平成27年度~29年度 岩崎正裕
平成30年度~令和3年度 岩崎正裕
泉寛介
令和4年度 岩崎正裕
三田村啓示

 

 

【各年度の特集ページ】

 

【これまでの上演記録】

 

【インタビュー等のアーカイブ】